表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

依頼①


その日の夜、23時・・・。


プルルルルル・・・プルルルルル・・・


雪華の仕事用の携帯が鳴った。


その携帯に登録されているのは主人マスターと殺し屋、掃除屋。


そのほとんどは主人からの雪華への依頼の連絡。


今日もきっとそうだろう・・・。



《・・・もしもし》



雪華は電話に出た。



《もしもし、dollか?》


《当たり前じゃないですか》


《ははは。そうだな》



どうやら主人かららしい。



《で、ご用件は?》


《依頼だ。依頼主はコニシマリ。ターゲットはヤマダチカ。》



用件はやはり依頼だ。



《・・・年齢は?》


《二人とも19歳だ。コニシマリは財閥の一人娘。それなりに金もある》


《なるほど・・・》


《ヤマダチカはコニシ財閥と争っているわけではないが、コニシマリの好きな男が

ヤマダチカのことが好きらしい・・・情報によるとな》


《そうなんですか》


《ああ。ヤマダチカは今○○区の××ホテルのパーティに出席している・・・パーティは

明日の夜まで続くそうだ》


《・・・分かりました》


《それとチケットがいるらしい。コニシマリが送ってきたチケットを今からファックスで送る》


《はい。それでは失礼します》



雪華は電話をきるとすぐにノートパソコンを取り出し、カタカタといじりだした。


雪華はすぐに“ヤマダチカ”を検索する。



「・・・こいつか」



ヤマダチカは白い肌に大きい目でさらさらの黒髪、大和撫子という表現がピッタリだ。


普通なら-こんな綺麗な人を殺すなんて・・・-と思う人もいそうだが、

雪華には顔なんてどうでもいいのだ。


依頼が来たから殺すだけ・・・。


それ以外理由なんて無い。


それが雪華だ・・・。


次に雪華はパーティ会場の様子を探るために会場内のシステムに侵入する。


そう、ハッキングだ。


いともたやすくシステム内に侵入でき、監視カメラを確認する。



「・・・いた」



ヤマダチカは着物ではなく、ピンクのロングドレスを着て、

綺麗な身なりをしている。


その隣には20歳ぐらいの男がいた。


軽めの茶髪に整った顔立ち、スーツを着ている。


どうやらこの男がコニシマリの好きな人・・・。


そしてその二人を5メートルほど先で見つめる、いや睨む女がいる。



「これがコニシマリか・・・」



コニシマリはヤマダチカみたいに綺麗ではなく、可愛いの部類に入る。


茶髪の紙を巻いていて赤のミニドレスを着ている。


コニシマリは顔をゆがませ、髪を人差し指でくるくる巻きながらその光景を見ていた。




ハッキングが済んだところで雪華は準備をした。


パーティということなのでドレスを探す。


白のロングドレスに白のヒール。


髪は軽く巻くことにした。


そしてメイクをちょっと濃い目にして<いつもは薄め>主人から届いたチケットを持って

家の前にでた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ