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エピローグ

取り敢えず書き終わります。


6月1日に上海市沖で実施された米艦マイケル・モンサー艦上での降伏式典では中国の鎧国家主席が日米豪亜合同軍総司令である米空軍のトム・ジャクソン中将に対して降伏調書を提出、日米豪3か国軍とアジア合同軍の司令官はそれを受理した。

それから3日後、タイの首都バンコクの沖合では戦勝記念観艦式が行われていた。

参加している艦艇は激戦を生き延びたタイ海軍のフラグシップといえる日本製の駆逐艦トンブリを筆頭にタイ海軍から2隻の駆逐艦と合計7隻のミサイル艇と掃海艇が、ベトナムからは潜水艦ハイフォンとロシア製最新鋭ミサイル艇が参加し、その他アジアの国々からも日本製フリゲートが1隻ずつ参加していた。

無論、日米豪からも艦艇が派遣されており、豪州の駆逐艦ホバートに、日本からは戦争で獅子奮迅の活躍を見せた巡洋艦武蔵を、米国からは降伏調印式が実施されたマイケル・モンサーが返す刀でこの観艦式に参加したのである。

マイケル・モンサーが参加した理由は簡単。この船にはなんと米政府高官が乗艦しており、彼はとある目的の為にここバンコクへ訪れていたのである。


そう、中国の戦後処理問題とアジアの復興である。

戦争犯罪処理など、様々な課題がたまっている事もあり、日米豪とアジア諸国で意見をぶつけ、それによって中国の戦争処理を決める予定だといわれている。

そして2021年7月11日、中国の戦後処理が決定した。

取り敢えず、中国軍の武装解除は無しとなったが、第2砲兵部隊と空軍戦略爆撃部隊の解散、戦略原潜の解体などが要求されたのである。


まぁ、これで5年近い時間を使う事になったが、取りあえずは陸軍は戦前と同様の装備を3/5程度の規模なら保持して良く、海軍も同様だが、長射程SSM保持は全面禁止にされた。そして空軍はJF-17(梟龍戦闘機)及びJ-10(猛龍戦闘機)の装備は許されたものの、航続距離の長いJ-11(チャイナ・フランカー)及びJ-20とJ-31(新型ステルス戦闘機)は全て廃棄するように命じられたのである。


2027年5月、福岡県

11時45分頃、先日から噂される韓国系の団体の対馬での暴動と呼応して宣戦布告を韓国が狙っていると予期した政府が事前に福岡市内の各地に配備した国防陸軍の高射隊のミサイル発射機が空を睨んでいた。そして次の瞬間、韓国軍所属と思しきF-15K戦闘爆撃機(ストライク・イーグル)から放たれたミサイルをレーダーが探知し、それに対してミサイル発射機からミサイルが放たれたのである。

同時刻、国防海軍呉基地所属のイージス巡洋艦古鷹艦内

「福岡に空襲警報が発令された。我々の任務は関門海峡防衛と本土防衛だ。奴らを絶対に山口より東に上陸させない事が我々の役目だ!!我が国の荒廃、この一戦にあり!!」

第4国防艦隊の司令である西村少将がそう言うと参謀の猪口大佐がすぐに続く。

「各員、一斉奮励努力せよ!!Z旗の掲揚は出来ているな艦長?!」

猪口にそう聞かれると大和の艦長である大野大佐は”勿論ですとも”と答える。

同時にサイパン沖海戦で主力艦隊の中核として奮戦した戦艦大和、長門の2隻に掲げられた非理法権天の幟も掲げられたのである。

因みにだ4国防艦隊司令と参謀はかつての扶桑艦長と副長である。


そして同じ頃、築城基地でも・・・・・・

「空襲警報発令!!対馬北西方向よりミサイルと航空機複数が福岡市内に向かっている模様!これは演習に非ず!今すぐ出せる戦闘機は全て出撃せよ!繰り返す、これは演習に非ず!出せる戦闘機は全て出撃せよ!」

築城基地の放送で声自慢の隊員がそう叫ぶと、耐Gスーツを着た多数の男女の隊員が任意の戦闘機に乗り込む。


そしてミサイルを装備していた戦闘機から一斉に滑走路から大空へと舞いあがり、福岡市防空の為に北上する。


3つの姿はあるが、これこそまさに我が国(日本と言う国)を護る防人の姿である。

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