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序章 大量虐殺

5061年 国連総会にて。


「今日、西暦5061年。12月31日。

300年前の今日はあの「バヌライの恐怖」が起きた日でした。」


国際連合事務総長 アーリン・カリビスは世界中の人々を前に

スピーチを始めた。



「私達の先祖様は宇宙から飛んでくる隕石、人工衛星、放射能から

大きな科学力でこの地球を救いました。全世界が、1つになって、

あの恐怖に立ち向かったのです。そして、その結果、私達がいます。

さぁ!今!この人口大量増加時代に立ち向かうのはこの私達だ!!

先祖様方が残してくれた地球、私達が引き継ぐのです!!」


アーリンの熱意のこもったスピーチは世界に希望の光を見出した。


「アーリンならやってくれる!」「アーリンなら大丈夫だ!」


人々はこの人口大量増加時代から世界を守ると誓ったアーリンを

信頼した。アーリンもまた、期待にこたえられるよう、行動に出た。


しかし、それから数日後。


「ア、アーリン総長!これを見て下さい!」

「ん?」


それは世界地図とグラフが乗ったデジタルノートだった。


「そ・・・そんな・・・イギリスが・・・食糧不足だと・・・・?」

「それだけではありません!ロンドンでは人民達が食料を求めて

国家を襲撃しているそうです!」


「なんてことだ・・・。」


アーリンの政策もこの事件には全く歯が立たず、次第に事態は

悪化していく。


「インド、メキシコでも国家襲撃が始まりました・・・。」

「くそっ!!どうすればいいんだ!」


世界の食糧問題が相次いで続き、次第にアーリンを応援する

人間はいなくなっていった。


そして5071年。アーリンは食料問題の責任を問われ

自殺した。次期国連総長はアーリンと敵対していたフライブとなった。


フライブはアーリンとは全く反対的な人物。

考え方もアーリンにような生易しいものではなかった。


5074年。国連総会にて。


この日はフライブの総長就任祝福会と共に今後の政策活動を

全世界に伝えるスピーチが行われる。


フライブは今後行う政策活動を関係者に伝えた。


その瞬間、関係者達は青ざめた。


「ほ、本気ですか!?フライブ総長!?」


フライブは何も言わず、静かにステージへ上がった。


「それでは新しく国際連合事務総長に就任されました、フライブ

国際連合事務総長から今後行う制作活動を発表していただきます。」


司会者に連れられ、フライブはマイクを手に取った。


「今後行う・・・政策活動。もうこうなってしまっては

政策とはいわないでしょう。」


フライブの意味深な言葉に全人類は恐怖をおぼえた。


「それはですね・・・もうこれしかありません。

全世界120億人、これを60億、半分に減らします。

毎日、各年代を各国で処刑します。」


人々はそれを聞いた瞬間、どこへぶつければいいかもわからない

強大な恐怖心をいだいた。


その時、ぼくはそんな大変なことが起きてることも知らずに

残り少ないクッキーを食べていた。





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