前へ目次 3/3 後日談 「おはよう。……ところで君、臭いよ。年頃の女の子が臭いだなんて異聞だよ。むしろ事件だよ」 「言わせてもらいますが、ハンスさん。それはあなたも同じですから」 「兄弟子の僕の方が、より強い臭いを放っているのか?」 「あんまり関係ないと思います」 私達が下らない口論をしていると、師匠が階段から降りてきた。 「おはよう! 臭いねえ君達!」 「師匠も同じ臭いを放ってますから」 「お揃いですよ」 「はははははは、やだなあ君達! またそんな冗談を!」 「いえ事実です」