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乙女ゲーの台詞で異世界無双してるけど、これって本当に正しい?~誤訳魔法で、俺のどうでもいい一言が国を救う聖句になった~俺のスマホ翻訳が、どう見ても恋愛フラグを立てまくってる件~

最新エピソード掲載日:2026/02/28
「俺の彼女はスマホの中にいる」――それが平凡なバイト学生・佐藤涼の唯一の現実だった。そんな彼が、猫を助けようとした拍子にトラックにはねられ、目覚めた先は「賢者召喚」の真っ最中だった異世界。

言葉も通じず、持っているのは充電82%のスマホと、課金漬けにした低評価ソシャゲ『愛と魔法の学園』のデータだけ。絶望する涼が漏らした一言「ちょっと…無理」は、翻訳魔法によって「これぞ真実の運命なり!」と神託に早変わり。王国は大歓喜し、彼は救国の預言者に祭り上げられる。

事態はとんでもない方向に暴走した。魔王軍襲来の危機に、パニックで叫んだゲームの台詞「その瞳…星空のようだ」が、最強の精神干渉魔法「星空囚籠」に。適当に口にした「うちのカップ麺…まぁまぁうまいよ」が、不死者をも郷愁に浸らせる「死霊支配・温かな家の呪い」になった。

「これは…恋の力に違いない!」

「賢者様の愛こそが世界を救う!」

王国中が熱狂する中、涼を冷徹に分析する王女リナは「誤訳魔法による現象」と看破。だが国力増強のため、その力を「体系化」することを決断。『恋愛呪文戦術研究所』が設立され、涼は特別顧問に。彼の適当な台詞は『公式教本』にまとめられ、ツンデレ・デレは「基礎感情様式」として研究され、魔法学院では「『バカ』の発声練習」が授業に導入される。

やがて、研究は派閥争い「純愛派vs.後宮派」に発展し、婚約まで強いられた涼は、スマホの減りゆくバッテリーと膨れ上がる「救世主」期待に焦りながら、今日も王女と共にゲームの台詞を「国家防衛戦術」として解析する。

――これは、誤解と翻訳魔法が生み出した、史上最もドタバタで、どこか温かい、異世界救国の(自称)ラブコメファンタジーです。
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