表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜中に飛んだ枕は星空へ  作者: 主道 学


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/7

光のカーテン

 西暦2045年で18だった。


 この日は誕生日パーティーと同時にAIがシンギュラリテイに達したため。めでたい日が二つ重なって、当然のことだが。うちの殺風景だった広間は大きな盛り上がりを記録し、隣近所からもリアルタイムで苦情が盛大にコメントされるのだった。


 次の日。


「進路。真理は、グループはどこなの?」

「え? 別に。どこでもないけど」


 母の唐突な問いに。

 私は、グループは決めていないと真顔で言った。


 いつの間にか、訪れてきた機械で完成された社会で、自分だけの特技を見つけて、更に仕事を見つけることに、どれだけの価値があるというのだろう。


 高校のAIの先生は、こう言っていた。


「自分だけの特技を見つけるのもいいことですが、同じグループを見つけてきなさい。社会はそういうところです」


 でも、きっと自分と同じ特技のグループは恐らくどこにも存在しないだろう。


 これは、一つの挑戦だった。


 自分だけの特技を見つける。そのことが、まるで今の社会での唯一の人間らしさの獲得だと思えた。


 それなら、特技を見つけるため世界中を探し回る旅に出る?


 それもいいだろう。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ