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第39話 ばいばいユキ
スアイ氷国に着いた直後、ユキに別れを告げられた。
『私、ここで修行する。』
『そうか。頑張れよ!ユキ!』
『アイセもね!』
互いに握手する。笑い声が聞こえる。
マリンに負けてから3週間、2人は他愛もない会話で盛り上がっていた。だが心底ではわかっていた。一緒にいるだけじゃ人は強くなれない。別れは人を強くするのだ。
アイセの一人旅が始まった。
そして大鳥の谷に辿り着いた。
『あそこで戦っているのは…!?』
見覚えのある姿があった。
『アイセくん久しぶり。』
ヤタバー選手だ。ホレンジトーナメントで優勝を争ったあのヤタバー選手だ!
どうやら、ヤタバー選手は暴れ鳥を鎮めていたらしい。
『よし!アイセくん少しの間だけど、一緒に過ごそう!』
俺はひとりじゃない。仲間がいる。実感できたよ。
ロオズ花国では既に鎬を削っていた。
準決勝ヤタバーVSヒノイリ
『プルームバリア!』
『レッドサン!』
ヤタバーが守りきる。
『やるな!だが、本気は出ていない。いくよ!バードショット!』
『なに!?シャイニングサンダー!』
互角だ。
『ウィング!』
『サンダーバリア!!』
『魔法の発動タイミングそこで良かったのかい?』
『はっ!』
『ウィンド!』
ヤタバーの勝利に終わった。
次回はアイセのバトルだ。




