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メロンは恋しない  作者: 中須ゆうtive
ホレンジ平和国シリーズ
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第22話 アイセVSアオリ決着

アイセのメロンソードとアオリのアイスバリアがぶつかり合う。


アオリ「なっ...!?さっきよりもメロンソードの威力が上がっている...?」


アイセ「ユキと約束したんだ。俺はアオリに勝つ。勝ってユキの旅が無駄じゃないことを証明する!」


メロンソードがついにアイスバリアを打ち破った。


アイセ「いっけー!!」


アオリ「ぐあああ!!」


アオリの右肩をメロンソードが貫く。

その衝撃でアオリは地面に叩きつけられた。


アイセ「はぁはぁ...くっ...」


アイセは魔力を短期間で消費したため反動でふらついた。


アオリ「ぐっ...やるわね。」


アオリは右肩を押さえながら立ち上がった。


アイセ「お互いもう限界ってところだね。」


アオリ「冗談は技だけにして。限界なのはあなただけ。」


そう言いつつもアオリの右足は震えていた。


アイセ「右足震えているよ。」


アオリ「イメージアローがちょっと効いただけよ。」


アイセ「最後は最強の技をアオリにぶつける!!」


アオリ「望むところよ!!」


アイセ「一か八かだ!風魔法!ハリケーン!!」


アオリ「氷魔法!ヘイル!!」


ナレーション「ハリケーンとヘイルが激突!!ヘイルの方が圧倒している!このままアオリ選手が押し勝つのか!?」


ギル「マズい...アイセが...」


ユキ「マズくないよ。私はアイセを信じる。」


レイパ「ユキちゃん...」


サパネゴ「ユキ殿...!」


アオリ「未完成の魔法で勝ち抜けるほどバトルは甘くないわよ!!」


ナレーション「ハリケーンが破られた!ヘイルがアイセ選手に...アイセ選手が居ない!?」


アオリ「アイセくんが消えた?まさか、さっきのハリケーンは罠!?」


アイセ「そのまさかだよ!!」


俺はアオリの頭上で叫んだ。


アオリ「う、上!?」


アイセ「必殺!!メロンソード!!!」


メロンソードがアオリを斬る。

アオリは声も出せないまま気絶した。


ナレーション「ホレンジトーナメント準決勝第2試合を制したのはアイセ選手だー!!」


会場全体が大いに盛り上がっていた。


観客1「アイセ選手最強!!」


観客2「あんな戦い方どうやって思いついたんだ!?」


観客3「アオリちゃんが...僕のアオリちゃん...」


観客4「今大会アイセ選手が優勝するんじゃね!?」


観客5「かっこいいぞ!!」


ギル「アイセすごいぜ!決勝進出だ!」


レイパ「強いのだ!勝ったのだ!」


サパネゴ「やったな!アイセ殿!」


ユキ「アイセ...!おめでとう。アオリに勝った...。私の旅を肯定するために...。ありがとう。」


ユキは泣きながら笑顔だった。


フィールドでは倒れたアオリにアイセがふらつきながらも歩み寄る。

アオリは目を覚まし横たわったままアイセに問う。


アオリ「ねぇ。教えて。どうして最後、頭上からメロンソードを決めることができたの?」


アイセ「あれは一か八かの賭けだったんだ。未完成のハリケーンでアオリのヘイルに勝つことは不可能。けど、俺が未完成のハリケーンに乗って風で上空まで飛んで上からメロンソードを決めたら勝てると思ったんだ。」


アオリ「それ失敗したら自分のハリケーンに飲み込まれて病院送りよ!?」


アイセ「うん。リスクを犯してもアオリに勝ちたかった。それに俺の最強の技は未完成のハリケーンじゃなくてメロンソードだからね!」


アオリ「最強の技ってそういう意味か。...氷の魔法使いの旅が無駄じゃないというのは認めてあげる。アイセくんと出会えたことは彼女にとってプラスになる。」


アイセ「なんだか照れるな〜/////」


アオリ「勘違いしないでよね。今回はあなたのハリケーンの作戦が上手く決まっただけ。次バトルするときは私が勝つ。」


アイセ「ああ。またバトルしよう。」


アイセとアオリは握手をした。会場は拍手の音でいっぱいだった。その後、限界だったアイセとアオリは気絶してホテルの自室に届けられたのは言うまでもない。

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