表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
辺境の村のモンスターテイマー  作者: スルメイカ
第一部・王都学園編
10/87

第9話 入学準備3

前回のあらすじ(メンバー紹介は除きます)

洞窟突入!→ドラゴン遭遇→ドラゴンを仲間にする→入学の知らせ


ブックマーク・評価ありがとうございます!

 夜が明けた。王都に出発するのは明日からだ。そのため今日は暇だった。エルクは自分とウル達のステータスと昨日のアースドラゴンとのステータスの差に落ち込んでいた。


「やっぱりアースって強すぎるんだよなぁ~」


『昨日のアースドラゴンのことか?』


「そう! どうやったらあんなに強くなれるのかな~」


『やっぱりレベル上げて進化するしかないッスよ!』


『僕と兄さんはこの仲でも弱いですからもっと頑張らないといけませんね』


『襲ってくる奴らを倒しまくればいいのだ!』


「じゃあ今日は暇だしトレーニングにいきますか!」


『行くッスよ! おぉー!』


 今日の予定はエルク達全員のレベル上げだ。近くの森ではウルとドラゴが蹂躙してしまうため、少し離れた場所に行かなくてはならない。時間は少なくなってしまうが、何もしないよりはマシだろうとのことで、早速出発した。


 数時間移動したところで、エルク達は大きな穴を見つけた。この穴はあの時落ちた穴に繋がっているならモンスターがかなり多くいるだろうということで、降りてみることにした。降りた先には通路があり、少し進むと広間になっていた。広間にはモンスターが数匹いたが、相手にならなかった。


「やっぱり皆強すぎるよ~ 特にウルとドラゴ。 あぁ~ こんな相手なら大群できても余裕なんだろうな~」


 フラグだった。


 そう言った次の広間にはモンスターの大群がいた。レッサー種が最も多かったが通常種もそれなりに多く、その上の種も少ないながらも居た。全部合わせて1000匹は超えているだろう。厳しい戦いになるかと思われたが、意外にエルク達は冷静だった。前回モンスターの大群に襲われたときはクラウやメルを守りながら戦わなければいけなかったが、今回は守るものが居ないので、自由に戦うことができていた。


 ドラゴはモンスターの突撃や突進などを弾き返しながら前へ前へと進んでいた。ドラゴの前にいるモンスターはブレスによる攻撃で黒焦げになっていたり、顔の目の前にくるモンスターは噛み付きそのまま食っていた。ドラゴはモンスターを食うと、HPやMPが少量だが回復するようで継続戦闘能力がかなり高いこと分かる。


 スラとライはドラゴの後ろから連続で魔法を放っていた。纏っている所に向けて範囲魔法攻撃を2匹で叩き込む。魔法が放たれた場所は跡形も無く消え去っていた。エルクは改めて思う。スラとライの魔法の威力高すぎじゃね!?と


 ウルはこの広間をあちこち駆け回っていた。自慢の素早さを活かしてモンスターを翻弄している。ウルが吼え動きが止まったところに絶妙なタイミングでスラとライが魔法を放ち跡形も無くなる。


 エルクはというと、ウル達が倒し切れなかった弱ったやつを狙って石を投げたり、近づいてきた小さなモンスターを別のモンスターに投げたりしていた。これがなかなか強かったりする。基本的には、ウル達が倒している。モンスターはエルクを狙ってくるので、エルクはモンスターをひきつけ、ウル達に任せるという簡単な仕事だ。


 30分は戦ったことだろう。エルク達は疲れ始めていた。スラとライはMPを節約しながら戦っているように見える。エルクは変わらず石を投げモンスターを投げを繰り返しているが、モンスターの数が多すぎることから、だんだんと包囲され始めていた。ウルとドラゴが奮戦しているが、数には不利そうだった。


 さらに30分。倒しても倒しても洞窟の奥から来ていたモンスターが来なくなった。モンスターの数が減り、だんだんと余裕が出来てきた。ウルとドラゴが圧倒的に強いため、前線が崩壊することは無かった。スラとライもドラゴの後ろにいたため、モンスターの襲撃にあわず、MPを回復しながら戦うことができていた。エルクは疲れて、息を切らしていた。モンスターの数が減ったためにエルクが戦わなくても、ウル達だけでも戦えている程に楽になっていた。


「はぁ・・・ はぁ・・・ 皆がんばれ~」


『エルクの兄貴だけずるいッス~! 戦ってくださいよ~!』


「もう・・・ 疲れちゃって~ スラもライもこっちで休んでいいよ~」


 ウルとドラゴが居れば大丈夫だろうとエルクは言い、スラとライも休憩させることにした。もう残りのモンスターは少ない。ウルとドラゴが相当頑張ったおかげだろう。残りのモンスターは数分のうちに片付いた。結局倒したモンスターの数はちゃんと数えてはいないが1500匹は居ただろう。最後の1匹をドラゴが仕留めたところで、エルク達の疲労が一気に取れた。


「あれ!? 体が軽くなったよ!」


『本当ッス! さっきよりも動ける気がするッス!』


 エルク達のレベルが上がった影響だろう。戦っている最中にもレベルは上がるようだが、戦い終わったときに経験値がかなりもらえるみたいだ。どういう仕組みなのかさっぱりだ。エルクは早速自分を鑑定する。


----------------------------

エルク 16歳 人間 モンスターテイマー

レベル:5

HP :5200

MP :7400

攻撃力:1120

守備力:860

素早さ:1980

魔法 テイム 空間

能力 強心 共有 憤怒 連携 魔法抵抗 鑑定 共有 自己治癒 格闘 遠投 従魔強化 

----------------------------


 職業が変化していた。1つ上のランクにあがったようだ。実感はまったく無いがステータスと能力が増えていることにエルクは喜んでいた。特に「従魔強化」の能力だ、この能力の特性は従魔のステータスを1割上昇というチートのような能力だった。エルクがここまでレベルが上がっているならウルやドラゴはもっとすごいことになっているんじゃないかとエルクは思い。モンスターを倒して戻ってきたウルを鑑定してみる。


----------------------------

ウル 従魔 銀狼 

主  :エルク

レベル:40

HP :14550

MP :3500

攻撃力:6500

守備力:4650

素早さ:11200

魔法 風 光 闇 

固有能力 眷族召喚

能力 感知 威嚇 威圧 覇気 連携 怪力 強脚 統率 自己治癒 

-----------------------------


「こ、固有能力!?」


 固有能力というのは基本的に才ある者しか持つことができない能力であり、その能力の効果・性能は通常の能力よりも高いとされる。エルクがここまで驚くのも不思議ではない。なぜなら、固有能力を持っていると言われるのは、英雄や勇者、魔王等有名な者しか持ち得ないとされているからだ。


 ウルがここまで強い理由。それはエルクの固有能力によるものだった。エルクの持つ固有能力は産まれたときから持っていたもので、鑑定しても見ることが出来ない。いわゆる才能というやつだ。その効果は、エルクに名前を付けられたモンスターは許可無く進化し、通常よりも能力が高くなる。というチート能力である。その能力を持っていることは鑑定に表示されないためエルクは知らない。


 ウルがここまで成長しているということは、スラ達もとんでもなく強くなっていると確信しているエルクはあえて鑑定せず、洞窟の奥へ進んで戦いぶりを見て楽しもうとしていた。レベルアップしたおかげで、疲労も取れ、気分も良くなったため、早速洞窟の奥へ進むことにした。この洞窟は奥へ進めば進むほど強力なモンスターが出ることも知らずに。

----------------------------

スラ 従魔 ハイプチスライムメイジ

レベル:15

HP :1500

MP :5200

攻撃力:520

守備力:1400

素早さ:890

魔法 水 火 木 闇 障壁

固有能力 吸収

能力 物理抵抗 分裂 変化 魔力強化 魔法範囲拡大 連続魔法 自己治癒

-----------------------------

ライ 従魔 ハイプチスライムマジシャン

レベル:15

HP :1100

MP :6000

攻撃力:300

守備力:1200

素早さ:1050

魔法 水 火 闇 光 土

固有能力 賢者

能力 硬化 物理抵抗 分裂 変化 魔力強化 魔法範囲拡大 連続魔法 自己治癒

-----------------------------


----------------------------

ドラゴ 従魔 ドラゴン

レベル:35

HP :16500

MP :5350

攻撃力:8550

守備力:7950

素早さ:7000

魔法 火 闇

固有能力 限界突破

能力 ブレス 飛翔 威圧 覇気 怪力 統率 自己治癒 物理抵抗 魔法抵抗 鉄壁  

----------------------------


読んでいただきありがとうございます!

お手数でなければ感想等頂ければ嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ