〜第9話〜 ものすごく変だな
ケータイなくしてマジ泣きそー
すいません
アーシュが問う
「えー、そのお姫様がなんで竜退ぶふぉっ…ガクッ」
吹っ飛んだ
「王様の御前ですよ?」
姫―セウスが口元をひくつかせている
「うぉっほん…で、本題に入ってもいいのか?」
「あ、はい。魔王の情報ですけど…」
「その前にカインさん?なんで目をつむっているの?」
「………」
カインは目をつむっている
まるでそこにある事実を拒絶しているかのように
「……………」
「……………」
そこに王が
「…本題に入ってもいいか?」
「「ハイ…どうぞ…」」
「ワシも知らん」
「は?」
カインの目が一瞬開く
………一瞬だけ
「だからワシも知らんのだよ、てか知ってたら総攻撃しとる」
ごもっとも
「…ということは…」
「そうだ、テキトーに探すしかない」
現在、8話にして情報無し
「終わるんだろうか…この旅…」
どうだろう…←焦ってる
「終わるといいな…そもそも…魔王なんているんでしょうか?」
「あぁ、それは間違いない。あの魔王はな、昔にも存在しとった。今まで封印されとったんだが最近封印が解かれたんじゃ」
「え!?いやそれ大事!大事な情報ですよ!!封印してあった場所は!?昔その魔王が拠点にしていた場所は!?」
また一瞬目が開く
「そう焦るな…しかし封印してあった場所の辺りは既に調査して監視してある。それとその魔王は拠点を置かなかったそうじゃ」
「そうですか…その他には何か?」
「いや、これだけじゃ」
「わかりました。ありがとうございました」
そう言って脇で泡を吹き続けているアーシュの襟首を掴んで引きずって行く
目を閉じたまま
「カインさんって意外と失礼?」
奥でセウスがそんなことを呟く
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
城から出て適当に歩く一行
「セウスがお姫様だったとはな〜、あれじゃ旅の連れには無理か。…それで、これからどうするんだ?」
「しらみ潰しに探すしかないだろうな」
「え〜、締まんねーな〜…ん?」
アーシュが何かに目をとめる
そこにあったのは国から国民に通知するための看板
「何かオレの名前が…あ?」
【アーシュ殿へ 】
【 】
【今すぐ自国へ帰るように】
【仕事が入った 】
「あー…これはどんなパターンだ?」
「時々口調がかぶるからじゃねーのか?」
「!!そんなハズはっ!!…そんなバカなっ!!」
「本格的にヒロイン出したいんじゃねーの?」
「もう手遅れだろ。考えてなさすぎなんだよ」
!!そんなハズはっ!!?
「大体ヒロイン出すにしても、どんなヤツか具体的に決めてないんだろ」
そ、そんなバカなっ!!
「図星かよ…名前はおろか、大まかな性格も曖昧なんだろ」
「つかやっぱオレら口調かぶってんな。見分けついてないんじゃねぇか?」
「そ、そんなバカなぁっ!!!」
まぁどっかで出てくるでしょうがね
アーシュ「こんな風にな!!」
そう、こんな風にとか




