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あとがき
この話を初投稿したのは、平成十一年の六月でした。それから二年間……。二年間といえば、生まれたての赤ちゃんが立ち上がり、立派に喋りだすほどの時間です。こんなに長い間お待たせすることになるとは、投稿したばかりの頃には全く思いもしませんでした。
何をどれだけ書けば、どの位の文字数になる。ということが分からなかった私は、本当にどうしようもないほどの初心者でした。(おまけに更新頻度は亀の歩みでした……)それでも、書きたいことを好きなように書ききったという満足感だけは人並みに味わっております。
途中、一体こんな話を誰が読んでくれるんだ? 一体誰得なんだ? という疑問を考えだして更新が止まったりもしましたが、その後また続けることが出来たのも、皆様のおかげでした。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。ご感想を送って下さった方々や、活動報告にコメントを残してくれた皆様、メッセージで励まして下さった方もいました。いつも心の支えでした。本当にありがとうございました。