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埴輪と旅する女①【会津若松編】  作者: Mikiko


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18/108

第018回

 『Mikiko's Room(https://mikikosroom.com/)』で連載した、会津若松への旅行記(原題は「単独旅行記Ⅶ」)です。

 この回のオリジナルは、↓のページに掲載しています。

https://mikikosroom.com/archives/47638730.html


 なお、「小説を読もう!」では、写真を2分の1サイズに縮小して投稿しています。

 フルサイズの写真は、上記オリジナルページをご覧下さい。

 特に断りのない写真は、わたしが撮影したものですので、ご自由にお使いください。


 なお、本文のみをまとめた総集編(後書きはありません)は、↓のページからご覧いただけます。

https://mikikosroom.com/archives/24257587.html



挿絵(By みてみん)

み「おー。

 のどかな良い風景じゃ。

 山も近いし。

 山が緑色に見えるとこは、やっぱりいいな」

ハ「山は普通、緑色やないのか?」

み「わたしの住んでるあたりでは、薄い水色だね。

 遠いから」

ハ「遠山さんか」

み「なんだそれ。

 でもここら、稲はまだ植えたばっかりみたいだね。

 コシヒカリじゃないのかな?」

ハ「それより、何も植えられてない田んぼが多いんやないか。

 水も入ってへんから、これから植えるわけやないやろ」

み「耕作放棄地か。

 やがて、すべての田んぼがそうなって……。

 向こうの山と繋がる原野に戻るんだろうな」

ハ「諸行無常や」


挿絵(By みてみん)

み「今が、こんな風景を見られる最後の時代かもね。

 なんまんだぶ」

ハ「唱えるな!」


挿絵(By みてみん)

み「あ、野沢駅だって。

 するとここはもう、福島県ってことか」

ハ「標識からすると、西会津町のようやな」


挿絵(By みてみん)

み「とうちゃ~く。

 12:16分。

 2分停車ですので、お降りにならないで下さい」

ハ「誰に言うとんのや」


挿絵(By みてみん)

み「あの禿げ山、なんだろ?」

ハ「道みたいなのが付いとるな」

み「親近感が湧くだろ」

ハ「何でや?」

み「禿げ同士で」

ハ「やかましい!

 わしの頭に毛があったら、返ってヘンやないか」

み「ははは。

 想像したら、笑っちまった」

ハ「つくずく失敬なやっちゃ」


挿絵(By みてみん)

み「上流なのに、スゴい水量だね」

ハ「雪解け水やろ」

み「これを見ると、河口付近の川幅も納得出来る。

 対岸が、霞んで見えるからね」

ハ「信濃川と違うて、阿賀野川には分水路がないからの」

み「水が全部、河口まで来るわけだからね。

 中国からの留学生なんか、阿賀野川河口あたりの風景を見ると……。

 故郷を思い出すんだって。

 大陸的な景色なんだろうな。

 昔、『Mikiko's Room』をまだやってなかったころ……。

 ゴールデンウィークには、自転車で阿賀野川の橋を渡ったりしてた。

 柵に囲まれてても、下を見ると怖かったよ。

 もの凄い水量で」

ハ「さもありなん」


挿絵(By みてみん)

み「なにしてんだ、あれ?」

ハ「ボートに、人が2人ずつ乗ってるようやな」


挿絵(By みてみん)

み「釣りか?」

ハ「違うやろ。

 揃いの制服っぽいぞ」


挿絵(By みてみん)

み「あ、何か看板が出てる。

 読めん……。

 ズームして」

ハ「そんなこと……。

 できたりして」


挿絵(By みてみん)

み「『福島県営荻野漕艇場』か。

 実際、ボートもいるではないか」

ハ「さっきの並んだボートは……。

 スタートラインやないかな」


 ↓喜多方市のページにあった『通常練習時のコース図(https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/syougaku/1128.html)』です。

挿絵(By みてみん)


み「どうせなら、競艇場の方が儲かったのに」

ハ「またそういうことを」


挿絵(By みてみん)

み「山都駅じゃー。

 12:40分。

ハ「ここは蕎麦が有名やな」

み「10分停車だな。

 駅そばがあれば、食べれるかも。

 検索!」

ハ「事前に調べてこいや。

 残念ながら、構内にはないようやな。

 近くに、『そば伝承館』というのがあるが……。

 往復だけでも、10分はかかりそうや」

み「無念!」


■漕艇場

 わたしの出た高校には、ボート部がありました。

 もちろん、わたしが入ってたわけはありません。

 練習は、学校から少し離れた信濃川でやってたんだと思います。

 見に行ったこともありません。

 怖くて見れなかったと思う。

 あんな大きな川に、手漕ぎボートで出るなんて、とても信じられません。

 今どきのボート部は、ライフジャケットを着けて練習してるみたいですが……。

 わたしの当時は、たぶんしてなかったんじゃないでしょうか。


 あと、ボート部の練習が、そうとうハードであろうことは……。

 体育の時間に、如実にわかりました。

 長距離走のときです。

 上位を、軒並みボート部員が占めたんです。

 運動神経に無縁のようなメガネっ子部員も……。

 わたしより遙かに先を走ってました。

 「どんな練習してんだよ」と呆れたものです。

 なのでときおり、ローイングマシーンを買おうかと思ったりします。

 なかなか踏み切れませんが。

 なお、安価なものだと、お尻が前後に動かないものもあるみたいです。

 これだと、腕を鍛えるだけになってしまいます。

 必ず、お尻がスライドするものを選ばなければなりません。

 8月以来、通勤手段を電車から車に変えて、いっそう歩かなくなりましたから……。

 ちょっと本気で、運動を考えなくてはならないと思ってます。


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