三十三杯目
俺は柊さんに送ってもらい帰宅した。
「ただいまー」
「おかえりなさい。
けっこう時間かかったのね」
そうだったダンジョンに入ったことを母さんに説明しなきゃ。
「実は…」
探索者登録からスライムと戦うまでのことを母さんに説明した。
もちろん気絶したことは省いた。
「そうだったの…。
初めてのダンジョンはどうだった?」
「空気が重いって表現したらいいのかな?
でも戦ったのがスライムだけだからまだ全然わかんない。
それにスライムを倒せないのが少しショックだったよ」
「最初から上手くいくことのほうが少ないわよ。
さぁ夕飯にしましょう」
母さんなりに励ましてくれた。
そうだよな何事も簡単に上手くなんていかない。
まずは今日教えてもらったことを復習して浸透系の打撃をマスターしてみせる!
「ありがとう母さん。
明日から毎日ダンジョン行って訓練するよ」
「ほどほどにしなさいね。
あと勉強もしっかりすること」
それから俺は朝から正午まで勉強した後毎日ダンジョンでスライム相手に練習した。
ーーーーーーー
特別職業専門学校。
男女の4人パーティーが話をしていた。
「ねぇなんか一階層でスライムをずっと殴ってる不審者がいるんだって」
「え?それは流石に嘘でしょ。スライムに打撃は効かないじゃない。
というか本当だとしてなんで切るなりして倒さないのかしら」
「スライムに親でも殺されたんじゃねーか?」
「ハハハそれは流石にやばすぎる!」
「おいお前ら不謹慎だぞ。
そもそもそんな噂俺達にはどうでもいい話だろ。
さっさと授業に行くぞ。」
「はーい」
「つまんないのー」
「リーダーは真面目だからね」
弥彦のスライムとの戦いは特専の生徒の間で噂になっていた。
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