十六杯目
いつも読んで頂きありがとうございます!
今までラーメンのことばかりで全然進まないなとか思われていたらすみません。
少しずつ進んでまいります。
「おはよー」
「田井おはよう。今日も暑いな」
「暑いねーてか弥彦なんか体逞しくなってない?」
「そうか?田井に言われて運動始めたからそのおかげかも」
「そんな二週間とかで変わるかな?
けっこうやってんの?」
「毎朝と夜ランニング10キロ腕立て腹筋100回ずつくらいかな」
「ん?ワ◯パンマントレーニングかな?」
「何それ?」
「いやなんでもない…」
ーーーーーー
生徒は全員体育館に集まって始業式が始まっていた。
特に何か大事な話もなく粛々と進む。
「以上で始業式を終わります。三年生から順に教室に戻ってください」
「あーやっと終わったー」
「弥彦眠そうだね」
「あの校長の長話で眠くならないやついるのかよ」
「まぁ確かに。授業体育からだし眠気も覚めるんじゃない?」
「眠気は覚めるけど学校始まってすぐが体育も嫌だな暑いし」
「そうだねー今日の体育はなんだろ?」
「なんだろうなー球技なら楽でいいんだけどな」
「そうだねー」
結局体育は球技だった。
ダンジョンが現れて以降スポーツのあり方は変わってしまった。
今まではプロスポーツ選手が職業として人気も収入もあり憧れの存在だったが今ではそれが探索者となった。
テレビでは高ランク探索者のインタビューや探索風景などが常に放送されている。
戦闘職が発現したからといって全員が探索者になるわけではない。
国としても探索者を人気の職業にして多くの人員を確保したいのだろう。
そんな考えが透けて見えてしまう。
しかしスポーツも娯楽としては無くならない。
体を動かすのが好きな人はいるし探索者になれるのは一握りの才能を持つ人たちなのだから。
俺も運動が苦手というわけではないからガチじゃない体育の球技は気楽にできて楽しい。
カキーン!
「外野ー!」
「嶺崎バックホームだ!」
珍しく飛んできたな…
パシッ!
「よいしょっ!」
ん?なんかボールが軽く…
ヒュン!
シュゥゥゥゥ!
「うわぁ!」
ガシャン!
「え…」
「…」
「何これ…」
俺が投げたとんでもない速さのボールはキャッチャー後方の金属ネットにめり込んでいた…
[嶺崎 弥彦]
職業:魔拳士
STR 117 AGI 119
VIT 110 DEX 20
LUK 110 MND 222
火魔力 67 風魔力 77
土魔力 70 水魔力 0
光魔力 10 闇魔力 2
称号:三食ラーメン(笑)




