酔った勢いでの異世界生活㊶火狐族の女の子
壁lー゜)ヒッソリ 髭モジャ小人親父を選んだのにね・・・。
そして俺達4人は、渡り鳥の憩いで夕食を頂きながら会話をした。ルブロさんは20歳で、普段は4人PTなのだそうだ。他の3人は前衛の戦士、索敵や罠探知が得意な弓使い、回復魔法も使える攻撃魔法が得意な魔術師で、ルブロさんも前衛の戦士なのだそうだ。魔法使いが1人なので、前衛の2人がもう少し攻撃力を上げれば、戦闘が楽になるはずと思い、訓練をしていたらしい。
「ダイスケさん達はDランクって事だけど、3人PTなんだよね。前衛がダイスケさんで、補助にユウコさんで、魔法がミカさんって事でいいんだよね。あ、他PTの戦術を聞くのは失礼なんだけど、話せることだけでいいんだけど参考にしたくて」とルブロさんが聞いてきた「ん~、俺達は特殊だから、あんまり参考にならないと思うけど、とりあえず俺が万能型の前衛だよ。一人で何でもできる」と俺が言うとユウコが続いた「私は後方で見てるだけでオークキングが居る30匹の村を潰せるスキル持ってるよ~」と言い、ミカも「私は一つの魔法で、レヴ火山の火トカゲを10匹倒せます」と言ったらルブロさんは驚いていた。
「でも、ダイスケが全部一人で終わらせちゃうよね。ルブロさんのPTの場合、バランスがいいから、皆が少しづつ強くなる今の感じでいいと、私は思うよ」とユウコが言い「ん~、でも一人だけの魔術師が回復魔法も受け持つと、いざと言う時に魔力切れを起こしそうなのが不安かな?」と、ミカが魔術師らしい事を言った「そうだね。魔術師の不安を抑えるためにも、前衛の攻撃力強化はいいと俺も思うよ」そして結果、今の訓練で間違ってないとの結論に達して、ルブロさんは「よし、もう少し頑張ろう」と意欲を上げるのだった。
「ダイスケさん、ユウコさん、ミカさん、参考になったよありがとう」と礼を言い、ルブロさんは自分の部屋に向って行った。ミカとユウコにも今日は一杯練習をさせていたので「それじゃあ、ミカ、ユウコ、今日は訓練で疲れてるはずだから、早めにゆっくり休んでね。おやすみ、ミカ、ユウコ」と言うと「「うん、ダイスケおやすみ~」」と2人も部屋へと向かうのだった。
翌朝、食堂へ向かうと何やら争う声が聞こえた。どうやら人間の男性と火狐族の女の子が口論しているようだ「私の尻尾をいきなり触るなんて許せません!」「たかが尻尾に触っただけで怒る事ないだろう」と火狐族の女の子はものすごく怒っているのに、人間の男性はまるで反省してないと言った感じだった。
「女の子が嫌がる事をしたのだから、素直に頭を下げて謝ったらどうだ?」と俺が間に割って入ると「なんだ、てめぇは、関係ないガキは引っ込んでろ!」と言われたので「俺は、ここの宿に宿泊してるから関係者だ。朝っぱらから、女性を不快にさせる男を見せられて気分が悪いんだが、彼女に頭を下げて謝る気は無いのか?」と聞いてみると「ガキが出しゃばってんじゃねぇ!」と、まるで聞く耳を持っていない。そして、俺に殴りかかってきたので、俺はその手を掴んで、宿の入り口のドアにめがけて投げ飛ばした。投げを放つ瞬間に瞬動を使い、ドアの前まで移動してドアを開けたのだ。投げられた男は、俺が開けたドアを通り抜け外へと放り出された。
そして俺は「ちょっといいかな?」と火狐族の女の子の手を掴んで、一緒に宿の前まで出た「えっと、まだ彼女に謝る気はないかな?」俺がにらみを利かせてそう言うと「いきなり触ってすまなかった」と男は頭を下げた「えっと、これで許してあげれないかな?」と、俺が火狐族の女の子に聞くと「分かりました。許します」と男に言って、俺を興味深げに見つめていた。




