#76
仮拠点の島へと到着。島へと降りると皆んなで集まり話し合いを始める。
「これから見る物は秘匿とする」と言い、収納から魔法陣が2つ付き魔法陣との間に魔石と極小魔法晶石が付いた板を取り出して机の上に置く。
片方の魔法陣の上にA4サイズの紙を置き、もう1つの魔法陣に手を着き、目を瞑りスクリーンショットで撮った画像を表示させる。すると反対側の魔法陣の上においてある紙に画像がカラーで浮かび上がる。これは転写機だ。要はスキャナーとプリンターだ。
それから30分かけて全てのスクショを紙に転写していく。全て転写し終わり皆んなで画像を見ていく。
それを1枚づつ説明していく。やはり人が乗るゴーレムの画像は皆んな興味津々に見ている。演習場のゴーレムは体高が4mで胴体部分の扉が開き乗るようだ。画像の1つに扉が開いて中が見える物がある。乗る人の頭の部分は空いていて、そこから外を見て操縦するようだ。
このゴーレムの見た目はマッチョが鎧を着たような見た目だ。指揮官と思われるゴーレムは華美な装飾がされている。大きな盾を持つ物や大きな槌を持つ物、剣を持つ物など色々とあるようだ。
街中で見た荷馬車を引くゴーレムは体高が2〜3mでまちまちだ。形もシンプルで如何にもゴーレムといった見た目で操縦者は背中にある椅子に座り操縦するようだ。ちなみに顔となる部分はない。
冒険者が乗るゴーレムは皆3m程度。胴体部分の頑丈な骨組みに囲まれた操縦席に座り操縦するようだ。中には肩に角がいくつも取り付けてあるゴーレムもあり形は同じだが自己主張が激しい見た目だ。
カル爺はそれを見て欲しそうな顔してこちらを見る。まぁ考えなくも無いがもう少し後だな。試作機ぐらいは良いか?考えよう。
途中からこれらと戦うとしたらどうすると言う話になったが、アルカスが装備している盾や装甲を見て「これならスッパリと斬れそう」とか言っている。出来そうだから怖い。ではこれは要らないよねと言う話をしたら、それとこれとは別だとか言っている。
お前らただ乗りたいだけだろうが、とか9歳だけど大人だから言わない。もうね、こいつら目がキラキラして画像を見ている。ガロン達にこの画像は見せられないな。作るまで付き纏われそうだ。
文字についても話をした。他の騎士や兵士は不思議そうな顔をしたが、カル爺は何か思い当たる事があるようだが話てはくれない。何か事情があるのだろう。
ハルにはサバスに明日帰投する事を伝えてもらった。向こうも何も問題がないようで安心する。やはりこうやって連絡が取れるのは良いね。今度必ずメール機能も完成させよう。
夕食にハルから準備してもらった物を食べると、カル爺達は明日帰ると言うことで外に焚き火を焚いて呑むようだ。ハルがツマミを用意している。
俺は参加せずに色々と整理するとしよう。あと疲れた。
早めにシャワーを浴びて戻るとハルがライム炭酸水をコップに用意していてくれる。冷たい炭酸を一気に煽ると気持ち良い。シャワーで温められた体が少し涼しくなる。
画像はもう一部作成しておく。この件を辺境伯様に伝えるかどうかだ。これはカル爺と相談だ。文字の件もあるしライデンに帰ってから、こっそりと聞こうかと思う。
涼みに外に出る。キングラプター後部ハッチが降ろされてその先で焚き火を囲んで飲んでいる。ここまで笑い声が聞こえる。元気だな。
少し離れた所で立ち止まり夜空を見上げる。月明かりも少なく星が良く見える。日本にいた頃に見た星空とは比べ物にならないほど星が輝いている。綺麗だな。前にも思ったがやはり知っている星座は見当たらない。異世界なんだな。次元が違う異世界なのか?それとも違う銀河の惑星か?どうなのだろう。神のみぞ知るというところかな。
さてもう寝よう。明日は早い。
翌朝は皆んな二日酔いという事も無く、予定通りに出発して行きと被らないルートで帰還する。特に問題無く、朝6時に出て時速700㎞で飛行すること12時間で夕方18時にポセイドに到着した。
着く直前にスキルオートマッピングがレベルアップした。ライデンに戻ったら確認しよう。
キングラプターに積んでいた諸々を降ろして大型工房へとキングラプターをしまうとランナーでライズへと行き、そこからトラッターでライデンに移動。
帰ってきましたよ。ライデン。何かホッとした。もうここが俺の帰る場所なんだと実感する。
領主館に戻りサバス達の出迎えを受けて久しぶりの湯船に浸かり、簡単な夕食を済ませると今日のところは休みます。
おやすみなさい。
おはようございます。よく眠れました。やはり自分のベッドが一番です。
さてとステータスの確認です。
[ステータス]
名前:マリス・アルニア(9歳)LV15(初代アルニア名誉男爵)
HP:140
MP:1340→1343→2686(×2)
STR:133
VIT:115
AGI:125
DEX:123
INT:137
LUK:70
スキル:生活魔法(着火、飲水、照明、堀穴、送風)
固有スキル:『オートマッピング』LV14→15MAX(マッピング半径8192→200000m MAX、 機能・内包スキル:時計表示、日付表示、東西南北表示、自身位置表示、自身向き表示、タイマー、アラーム、検索バー表示、ビューモード、スクリーンショット、鑑定スキル、探索スキル、収納スキル1700ℓ→収納量無限、採取スキル、採掘スキル、索敵スキル、魔力感知スキル、魔力操作スキル、多重思考スキル、光闇土属性魔法適正、水魔法、火魔法、風魔法、土魔法、無魔法、盾術、体術、料理、解析スキル、調薬スキル、槍術、身体強化スキル、杖術、剣術、古代錬金術、設計スキル、精密加工スキル、細工スキル、加工機械スキル、書庫、錬金鍛治、付与魔法、操縦、聖属性魔法適正、最大魔力2倍、魔力回復大)
称号:異世界転生者、美食を追求する者
ステータスを確認していると、
《固有スキル『オートマッピング』のレベルが上限に達したのを確認しました。固有スキル『異次元空間』を解放取得しました。固有スキル『異次元空間』を活性化します。『異次元空間』が活性化しました。『異次元空間』LV1になりました。関連スキル、機能を解放します。関連スキル、機能:内装変更機能、空間内制御機能、空間内出入制限機能が追加解放されました》
は?着いていけないのだけど。え?オートマッピングがレベルMAX?それで追加の固有スキルが解放取得?
ええええええええ〜!!
お読みいただきありがとうございます。
今日は17:00にも1話投稿。
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