第一章第五話 雪の国 スノータウン 広場
第一章第五話
雪の国 スノータウン 広場
ジャックは売店の男に広場の場所を教えてもらい。
その広場へと向かった。
それほど遠くはないと言っていたが....果たして...
と思っていると、何やら奥の方で物凄くキラキラとした光が星のように無数に広がっていた。
ジャックは興味本位でキラキラとしている奥へと走った。
なんだろう....あの光は....行ってみよう。
そして....
「わぁっ!なんだこれは....」
つい声に出してしまうほど
キラキラと美しい風景が広がっていた。
その美しい風景の正体は物凄くキラキラしたツリーだった。
中央にツリーが立っており、よく周りを見渡すと、売店やお店らしきものがツリーの周りに立っていた。
てことは....ここって....
「ここって、広場ってことか。」
そう、ここは広場。
これを広場以外に呼ぶものはない。
よく見るとお店や売店に人が多く集まっていた。
ツリーの周りにはベンチがあり、そこにも人が集まっていた。
と考察していると
何やら周りが騒がしかった。
「あら!あなた、旅人さんかい?ようこそ。ここは広場よゆっくりしていってね。」
「え?....あ、はい。」
「よう、あんた旅人かい。すごいねどっからきたの?」
「王都です。」
「キャーッ!旅人だぁ!見るの初めてぇ!」
「え?あ、ちょっ....」
「どこから来たの?名前は?」
「あ、えっとその....」
ジャックは必死に答えようとしたが、次々来る質問に返答できないでいた。
ゆっくりしたかった....
仕方ない....と困り果てたジャックは、ジャックのもとへ集まってくる人々に対し
声を張り上げ、こう答えた。
「皆の者っ!よく聞け!我が名はジャック!旅をしている者だ!皆に聞く....
ファイラーを探している。どこに売っているのだ?」
と人々に聞いた。
すると、人々が一斉に八百屋らしきところに指を指した。
するとジャックは....
「ありがとうっ!礼を言う。では俺は、ファイラーを買って戻るとする。」
できるなら足早に戻りたいと思っていたがジャック、しかし人々が....
「え?もう帰るの?もうちょっといてよ....」
「もう帰るのかい?気をつけるんだよ。」
「もう帰るの?つまんないなぁ....」
などの声が上がったが、ジャックはやむを得ず無視をし
ファイラーを買って足早に走って広場から宿屋まで逃げたのであった。
どうもmiruzuです。
この小説を読んでいただき、感謝いたします。ありがとう^^
最近すごく多くの方々に読んでいただいております。本当に感謝です。
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すごく幸せです^^
感謝、感謝の連続ですね~
これからもよろしくお願いします。
では、また逢いましょう。