村椿弥生と妖怪クシナダ ⑦
レーザーを発射した大木の化物は、急に動きが遅くなった………
プシュー…………
フルメタルアーマーはゆっくりと立ち上がる……
……………………
「ゴホッ………ゴホッ………」
ドミニクはレーザーをもらう寸前に……ディヴァイン・シールドでガードしていた……
(アブねぇ………クソ………アバラ2,3本いったか…………でも、アーマーは大丈夫みたいだな………)
ドミニクは胸ポケットから小さな箱を取り出し、更に中から注射器を取り出した……そして自らの左腕に突き刺す…
大木の化物はウネウネと触手を動かしている………
(…………searching…………………)
大木の化物の……触手の動きが早くなってくる………
ガシャン!
ウィィィィーーーーン!
フルメタルアーマーはガトリングを構えた!
(時間稼ぎするしかねぇ)
ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!ダン!……………
プシュー………………
大木の化物から煙が上がる…………
(,,,,,,,,searching,,,,,,,,)
大木の化物は穴だらけになったが………相変わらず触手を不気味にくねらせている………
その刹那
大木の化物は凄まじいスピードでフルメタルアーマーに襲いかかってきた!!
(,,,,,,,,found…it)
「きた!」
フルメタルアーマーは触手を切り裂きつつ、スラスターでまた上空へ舞い上がった!
(見つけた………!)
フルメタルアーマーのモニターには…小さな丸い物が写っている、それはフワフワと浮いており、人間の目玉の様な形状をしていた…
フルメタルアーマーは大木の化物とは少し離れた場所に、スラスターを使い急降下!
そこには、あの小さな目玉が…
ドミニクはリフレクト・スラッシャーで目玉に斬りかかる!!
バチッッッ!!!!
(!?)
目玉はバリア状のフィールドを展開!リフレクト・スラッシャーは弾かれる!
その瞬間にフルメタルアーマーのボディは触手に巻き付かれた!!
バチッ!バチッ!バチッ!
フルメタルアーマーは何かを発動したが……何も起きない…………
だんだんと触手に侵食され、フルメタルアーマーは完全に動けなくなってしまった…………
ギギ…………ギ……………ギギ……………
フルメタルアーマーの装甲が悲鳴を上げる……………
その時……さっきの子供が飛び出して来た!
「おじさん!!!!負けんなよ!!!!」
子供は精一杯の大声を出して応援を始めた!
ギギギ………ギギギ………ギギ
横井も焦って飛び出してくる!
「危ないから!こっち来いって!」
ギ……ギギギ……………ギギ…………
「おじさーん!!強いんでしょー!!早くやっつけろよ!!そんなやつーーー!!」
子供は横井に捕まるが、諦めずに精一杯の大声で応戦する!
ギギギギ……………ギギ……………ギギ
「聞いてんのかよ!!おじさん!!」
その瞬間!
フルメタルアーマーのコクピットが開く!
!?
ドミニクは立ち上がり、ロングバレルのハンドガンを構え…
パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!
と……渇いた銃声が鳴り響くと……
!!!!!!!!
目玉は砕け散った!
………………………
すると………大木の化物の顔が薄くなり始め………触手は力を緩めていった………
そして………元の大木に戻り…………徐々に枯れてゆく………………
「おじさん!!」
子供はフルメタルアーマーに近付いてきた
「おー……さっきの少年かー、こんな奴な……俺にかかれば余裕なんだぞ」
「嘘!負けそうだったじゃん!」
「何っ!?そんな事はないぞ!演出だ!」
「えんしゅつ??」
ドミニクはフルメタルアーマーからゆっくりと降りてくる
「さっきは……ありがとうな……」
「うん!」
すると………そこにはもう1人………小柄で色白の………美しい女性が立っていた
(か………可愛い…………)




