表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フルメタルボディ/バーニング  作者: 地獄耳芽祈桜
〜第1章〜
75/405

対中央管理局専用 特殊殲滅部隊 S,A,F, ⑤


コウタと仲良くなるのに時間はかからなかった、コウタはいつも自分の武勇伝を語っていて、俺的には…その話しはけっこう面白く、毎日真剣に聞いていた、何より嬉しかったのは…初めて友達の様な人間ができた事だった。


「ハルキはさー、何でここに来たん?」


「え?俺………………?」


………………


「………俺はさー、母ちゃんの彼氏からめっちゃ暴力受けてたんだー」


「そうなの?」


「このままだと殺されると思ってさ………」


「………うん……………」








「俺が…殺したんだ」








「………まじ………?」


「うん……で、それからもホント色々あってさ………最後に拾われたのが一郎さんなのさ」


「……みんな色々あるんだな…………」


「ヴァルハラの第三セクターには、そんな人がいっぱいいるぞ」


「第三セクター?」


「これからハルキが住む所だよ」


「そうなんだ…………」


「みんないい奴らだよ!」


「……………そうなんだ………」


「元気ねーな?」


「………俺さ………………………………………………………………こんな見た目だろ…………?いつもイジメられてさ……………死のうと思ってたら……あの佐藤さん?に、ここに連れてこられたんだ……」


「見た目なんて気にしてたんか!?」


「そりゃーするでしょ……この顔だよ…………」


「大丈夫だよ第三セクターなら」


「心配だよ…………」




ガチャ




「オース!ハルキー!コウター!」


佐藤一郎がノックもせずに入ってきた!



「一郎おはよー」

「…どうも………」



佐藤一郎は、なぜか紙袋を大事そうに持っていた



「元気かー?お前らー?ちょっとハルキー………俺と来てくれ」


「あ、はい…………」



佐藤一郎は俺を連れ出した………二人で廊下を歩いていると



「ハルキー」


「はい?」


「顔………治るぞ」


「え?」


「先生が言ってた、条件はあるが…顔治るみたいだよ」


「そうなんですか!?」


「うん、良かったな」



そして医者の先生と話しをする事になった、40代ぐらいで、メガネをかけ…頭の良さそうな先生だ…


佐藤一郎が切り出す


「先生…お願いします」


「はいはい、ハルキ君ねー、君ぃー!大変だったねー!」


見た目とは正反対にポップな口調だった……


「あ……はい……」


「ハルキ君の皮膚なんだけどねー……何万人に1人とかの難病なんだわー」


「はい……」


「紫外線に反応して…焼けただれた様な症状が出る、ごく微量な紫外線でも」


「はい」


「とりあえず薬で焼けただれたのは治るから、後は紫外線に気を付ければ、とりあえず大丈夫だよ」


ここで佐藤一郎が話しだす


「で、俺からのプレゼントだ」




????




佐藤一郎は、顔を全て覆い隠すタイプのマスクを、持っていた紙袋から出した


「これを被れば大丈夫」


「……これ………ですか………プロレスラーみたいだ………」


「紫外線カットマスクだ!かっこいいべ?」


「………これ被れば……治るんですか?」


「そうだ!」



……………



「被ります!」





俺は嬉しかった……顔が治るなんて、考えた事もなかった……夢を見ている様だった



「佐藤さん………………本当にありがとうございます……………」


「オウヨ!」



先生は優しく…俺の顔に薬を塗ってくれた



「これでよし!」



俺はマスクに手を掛ける





(今から…新しい人生が始まるんだ………)




俺はマスクを被った……嬉しさとは裏腹に、物凄い違和感が俺を襲った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ