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中村タカシ⑩
「遅くなってしまった……ゴメン……タカシ君………でも、もう大丈夫だからね」
切り裂かれた浮浪者は、まだビクンビクンと…不気味に動いていた
すると奥から変な仮面の男が、複数の男達を引き連れ現れた……
「二人を早く病院へ、
おばあちゃん…もう大丈夫ですからね」
「ど………どなたさん……ですか?」
「正義の味方フルメタルカンパニーです」
複数の男達は、おばあちゃんとおじいちゃんを連れて行った
フルメタルボディの男は、浮浪者を見つめたまま……武器の構えを崩さない
(!?)
急に浮浪者の体が急に変化する
シュウゥゥ……
浮浪者は見た事もない不気味な化物に変化し………絶命した…………
タカシは何がなんだかわからず、リリーを抱いたまま唖然としていた……
仮面の男がタカシに話しかける
「タカシ君、俺達はフルメタルカンパニー、一緒に来てくれないか?俺達には君の力が必要なんだ」
と言って手をさしのべた
タカシは混乱しながらも…こう答えた
「僕も、その人みたいに……強くなっておじいちゃんを守る事ができますか………?」
「ああ、できるさ………必ず」
仮面の男の言葉は、強く・優しく、タカシの胸に響いた




