中村タカシ②
タカシは山の入口にある小さな公園にいつもの様に自転車を止めた。
(虫かごも持ったし、でっかいクワガタ取れるといいなー!)
そしてタカシは山の奥へと入って行く。
何か……いつもと違う違和感の様な物を、微かに感じていたが……特に気に止める事もなく、ひたすらクワガタを探していた。
ここは基本的に人の気配は無く、たまに朝早く近所の老人が散歩をしているぐらい……今日も人は見当たらなかった。
………………………
炎天下の下、タカシは2時間程クワガタを探し続けていたが…クワガタは見つからなかった。
…………………
(もう少しでお昼ぐらいかな………そろそろ1回帰ろうかな……)
(!?)
その時……ふと………何か変な臭いがした…………
(何だ……この臭い………火事……?)
…………気になる…………
(…………臭いのする方に言ってみよう…………)
好奇心には勝てなかった、ちょっと危険な感じがしたが………タカシは臭いのする方向に歩き出した。
…………………
しかし……臭いはするが、場所の特定がなかなかに難しい………
(どこからするんだろ………みつからないな……)
……………………
…………………………
(!?)
何度も同じ所を行ったり来たりしていたが、とうとう少し煙が上がっている所を見つけた………
それは、かなり道から外れた薮の中から出ている様だった。
(あれかな……行ってみるか………)
タカシは薮を掻き分け、中に入っていく…………
(!!!!!!)
「それ」を見つけたタカシは凍りついた
10メートル程の「UFO」と言うには小さい円盤が、薮の中で煙を上げていた………
(UFOだ……………!?)
タカシは怖くなった………
その場から逃げ出そうかとも思ったが……好奇心がフツフツと沸き上がってくる………
…………………
(中に宇宙人がいるかもしれない…………)
5分ぐらいだろうか…………タカシはUFOを見つめながら悩んでいた………
(行ってみるか……………)
タカシは意を決し、とりあえずUFOの近くに行ってみる事にした………
(ヤバい…………怖い…………マジで怖いぞこれ…………)
タカシはビビりながらもUFOに近づいて行った………
……………
…………………
………………………
UFOは半分ぐらいが潰れていた………着地の衝撃で潰れたのだろう…………
(!?)
ガガ……ガ…………………ガ………………ガガ………
扉の様な物があり、そこから音がする……きっと壊れてしまい開けたくても開かないんだろう…………
ガ………ガガ…ガ………………ガ…
(開けて……みるか…………?)
タカシは扉を開けてみる事にした…………




