見えるもの
更新が遅すぎてすいません。
どうか、読んでやってください^^
「私を鈴神学園に…!?何が目的ですか??」
乃亜は冷たく言い放った。
「御主は相変わらず心が冷たいのぅ。」
亜衣羅はなぜか余裕の態度。
「相変わらず…って2人はお知り合いなんですか!?」
雄也がハッと気づいて言った。
「そうですよ。」
そこにはいつの間にか留美の姿があった。
「か、会長…。どういうことですかっ!?」
空はかなり動揺していた。
何かを察していたのだろうか…。
「最近、頻繁に不審者がこの学園内で目撃されているでしょう?
でも、誰も捕まえられないでしょ…。
それは、その不審者も特殊能力者なの、鈴神学園の…!!
乃亜はもう、何度か戦っているの。」
留美は一気に言った。
「ほぅ…。さすがは会長様。もう、わかっておるようだな!!」
亜衣羅は声高く、まるで何かの開始の合図のように叫び、続けた。
「そう。この学園内にはすでに我が鈴神学園の選りすぐりの特殊能力者を3人ほど潜入させておる。
みな、能力は爆破。
乃亜…!御主が鈴神学園への編入を断る場合はどうなるか…わかっておろぅ?」
亜衣羅はとても愉快そうに笑った。
その瞬間、誰もが亜衣羅の勝利を感じた。
「フッ…。別にかまいませんよ。こんな学園…。」
乃亜だけは違った。
「なっ!?」
空気が凍りついた。
「おまえっ!!裏切るというのか!?」
亜衣羅はかなり動揺している。
「裏切る??はっ!笑わせますね…。」
「おいおい…。壊れちまったのかよ…。」
雄也が乃亜の反応に軽く怒っているようだった。
「ハハッ!!ほぅら乃亜…。次々とおまえのもとから大切なものが無くなっていくぞぉ!?」
亜衣羅はまた余裕の態度をとった。
「なくなりはしません!!」
『っ!?』
その場にいる者が驚きの声を上げる。
「確かにこの学園は大切です。私の家です。」
少し間が空く。
「しかし、何よりも大切なのは家族…この学園のみんな、仲間です!!」
「だ、だったら!!…」
空が耐え切れず口を挟む。
しかし、乃亜は空がいい終わる前に続けた。
「学園が、家がなかろうが家族は家族!!仲間は仲間です。」
そのときの乃亜の表情はとても輝いていた。
「っ!?いいのか…。本当に。学園を消すぞ!?」
「どうぞ、ご自由に。しかし、あなたの周りには何もなくなるでしょう。
私が消してしまうので…。」
乃亜は微笑んだ。
「ふざけるな!!ふざけるな…ふざけるな……!」
だんだん亜衣羅の声は小さくなっていった。
「そんなのは虚勢だ!!信じられるものは見えるものだけだ!!!!!!!!」
「あなたはさぞ不安だったのでしょう。しかし、人を巻き込むなんてしてはいけないことです。
もう、こんなことは絶対にしないでください。」
「約束すると思うか!?……っ!?」
乃亜は黙って亜衣羅の両手を優しく握った。
しかし、亜衣羅はその手を無理やり振り払った。
『えっ!?』
その場にいる者がみな不安に、怒りに襲われた。が、
「撤退…撤退だっ!!!」
「亜衣羅さん…。」
留美が笑顔で言った。
「勘違いするな!乃亜に対する興味を失ったまで…。
まぁ、こんな学園には2度とこないがな!!」
亜衣羅は照れながら言い、去っていった。
読んでくださりありがとうございました。
このシリーズはこれで終わりになります。
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