特別なことがありました
イースに就任してからは、激務だった。新しいリオを探せど、見つからなかった。私は、イースになってから、四人を呼び出した。そして、誰が適格なのか聞いてみた。そしたら、
「いない。やだ。」
と言われてしまった。そうして、
「イース就任ありがと」
と言われ、花束をもらった。
すごく嬉しかった。
そうして、また忙しい時間になってしまい、隈が出来てしまった。それをイリーナさんに見つかってしまった。イリーナさんは、誰かを呼んでいた。
「イース様、助っ人を呼びましたので、家に帰って寝てください!」
と言われ、半強制的に家に帰ってきてしまった。
することもなくなってしまい、私は、ベッドに横になった。そして、疲れからかそのまま寝てしまった。
数時間後、目を覚ましたら、外は真っ暗になってしまっていた。
私はどうしても、夜散歩したくなり、あの丘に行った。
「変わらないなぁ」
と呟くと、誰か先客が居たようで、しまったと思い、ゆっくり離れて行こうとすると、手を掴まれた。
月が雲の間から出て、私たちを照らした。
「オビ?」
「そうだよ。」
私は、泣きそうになっていた。
すると、オビが私を抱き締めてきた。そして、
「今は、まだ一緒にいられる身分じゃないけど、後もう少しで絶対君と一緒になるんだ。」
そう言って、オビはいなくなっていた。
私は、空を見ながら泣いていた。




