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クールな腐男子は好きですか?  作者: 桜坂 月乃
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第四話


「…」


今、生徒会室の前です。

あ、喧しい友人?あいつはこっち側には来れないので、置いてきました!

生徒会室とか風紀委員室とかは特別棟に入っているから、一般生徒は許可無しでは基本的には入れないんだよね。


友人の名前?

あいつは紹介する必要ないと思うから…今はまだ…ね。

ちなみにあの友人も俺の素を知っている1人です!


そんなことよりも…生徒会室…

入るの憂鬱だな…。

なんか騒がしいし…

絶対、会長とか副会長とか双子とかワンコとか転校生くんとか居るよね。


やだなぁ、入りたくねぇよー!


「よしっ」


小さい声で気合いを入れて俺は生徒会室の豪華すぎる扉を開けた。



ガチャ…


「お!ゆずる!」


「東堂…」


やっぱりね…

なぁんか他の奴等は睨んでくるしっ!

はぁ…。


「あー!そうだった!ゆずるお前、仕事コイツらに任せっきりでやってなかったんだろ!?」


「………は?」


俺が仕事をやっていなかった…?


ふざけんなよ…。

俺は奴等の分までやってんだっつーの!!!


「朝日、そんな無愛想なんか放っておいてこっちで話の続きをしましょう」


「「そうそう!無愛想なんて気にしなくて良いんだよー!サボり魔なんだし。朝日ちゃんには僕らが居れば良いでしょ~?」」


「無愛想…いない…思う」


「コイツらの言う通りだ。朝日、無愛想なんていいからお前はこっちへこい」



なんなのさ!

皆して無愛想無愛想って!


しかも庶務に関しては、俺はいないと思え!?ふざけんぬぁぁぁあぁぁぁあ!


「…」


俺は無言で書類を鞄に詰め込んだ。


まぁだぁれも見てないんだけどね。

皆して転校生くんとイチャイチャイチャイチャ…。


まぁ良いや!

どうせ当分ここに来るつもりは無いし!



今日の晩御飯は何かなぁ~♪


この学園の寮も凄いんだよなぁ

カードキーで部屋の鍵から、支払いまで出来る!まさに王道!

部屋はオートロックだから安心!

ごく稀に、カードキーを部屋に忘れて大変な目に合うことがあるとかないとか…


「たっだいま~!」



「おう、おかえり」


ん?ここは誰の部屋だって?

俺の部屋だよ!

…部屋に居るのは誰かって?

縁だよ!!!!


俺は生徒会役員だから一人部屋なんだ。

んで、ゆっか(縁)は料理の出来ない俺の為に、毎日ご飯を作りに来てくれてるの!

美味いんだよ…ゆっかの作るご飯…。

今日は何かなぁ♪


「ゆっかー。今日のご飯は何?」


「今日はハンバーグだ」


「ひゃっほい!ktkr!ハンバーグっハンバーグっ」


「今焼いて来るからいい子で待ってろよ?」


「はーい!」


ん?キャラが違う?

そりゃそうだ。ゆっかは本当は男前だから。

親衛隊隊長の時は、周りに沢山人が居るからキャラ作ってるんだよ。


二人きりの時だけ、素で話してくれるんだ!

なんか特別な感じがするよね


お!

良い匂いがしてきたぁ!


「お。いい子にしてたみたいだな」


「あったりめーよ!ハンバーグが食べれなくなったら俺…!俺!!!」


「…はいはい。ほら食うぞ」


「流された…。はーい」


「「いただきます」」


俺はさっそく一口口に入れた。

ゆっかはそんな俺の様子をじぃっと見てる。

まぁいつものこと!


tk!お口の中がジューシー!

めっちゃ美味い!


「めっちゃ美味いよ!」


「そっか…良かった」


この時ゆっかが見せる笑顔は凄く綺麗なんだ!



「ねぇゆっかー。」


「ん?なんだ?」


「カツラ外しても良いよね…?」



そう。実は俺、変装してるんだよね!

いやぁ中学生だったころにヤンチャしててな…

色々あったわけよ

だから変装中なんだ!


王道転校生くんぽくて癪だけど!


「あぁ…勝手にすれば」


「冷たいっっっっ!良いもーん。蒸れるから外すもーん」


ふさぁ…


実は俺…

金髪なんです!

地毛デスヨー

クォーターだから。

じいちゃんがイタリア人なんだよね!


「…カラコンも外せば」


「んー…どうしよ…」


でもカラコン外さないと目乾くしなぁ…


「んー分かった!外す!」


うわぁ…乾いてて取れない!

目薬!目薬!


…ふぅ…やっと取れた…。


「やっぱりそっちの方がゆずるって感じがするな」


「…でも俺の目気持ち悪くない?」


実は俺の目…

左右で色違うんだよね…。


右目が青い目で、左目が赤い目。

左右正反対の色してんの。


左目が赤いのが何故なのかは分からないしー


まぁでも!

生まれ持ったものだから、気にしても仕方ないんだけど!


「この目が普通の色だったら…」


お父さんは俺を愛してくれたのかな…


って違う違う!

この小説のジャンルはシリアスじゃ無いっ!

シリアスじゃない筈だから!



ピンポ~ン


「あ、誰か来た」


「え゛!ちょ、ま…」


ガチャ


「はい?どなた…」


およ?

ゆっかのセリフが止まった?


「どしたのゆっ…か」


うぎゃぁぁぁぁあぁぁぁあ!

「え…」



い、


いいんちょぉぉぉおぉぉぉぉおぉ!?


なんで!?なんで委員長がここに!?

しかも俺!今、変装もキャラも作ってないよ!?


やばいやばいやばいやばいやばいやばいや((ry



よりによってこの人にバレるなんてぇぇえぇぇぇえぇえ!!!


いやー、うっかりうっかり!てへぺろ☆


とか言ってる場合じゃねぇよっ!


「…お前、桜木ゆずる……なのか…?」



はい、そうです!


なんて言えねぇぇえぇぇぇえぇえよ


というか、委員長のきょとんとした顔が可愛いなぁ…とか思った俺はもうだめだ


「い、委員長あの…これは…」


ゆっかぁ助けて!


「(自業自得)」


ひどいぃぃいぃぃぃぃいぃぃいぃぃ!

ゆっかが大切な幼なじみを裏切った!


「委員長…?」


あれ?委員長の反応が無い…?


「…ktkr!俺の読みは外れてなかった!!」



えぇぇえぇぇぇえぇえ!?

どういうこと!?!?



5話に続く、、




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