42 クエスト2
という事で俺は賊を放置してパワーゴブリンを探しているのだが全然見つからない、受付の人に聞いたらここが1番遭遇できると聞いたから来たのに、これじゃあ賊の方が見つけやすい事になってしまう、もう一層下に降りてみるか?だがもうそろそろ賊がどうなっているのか気になるので戻るかと思った時魔力を感じた、近づいてみるといたー!素早く背後に回り込み首を斬るとすぐに動きを止めた。
俺は急いで歯と爪に特殊な液を塗って来た道を戻る事にする、なぜ俺が一匹でいいと考えているのかそれはクエストをこなせばいいからだ、一匹だと勿論報酬は少ないがクエスト達成になり失敗率は下がらない、クエストの失敗率が下がると同じBランクでも受けられるものと受けられないものが出てくる俺はまだないが10数年冒険者をやってきて受けられなくなるものが出てきても萎えるので簡単なものは絶対に失敗したくない。
駆け足で入り口に戻ると何体かモンスターが倒れており賊の死体はないのでどうやらまずは逃げ切ったようだ、だが血は出ているようでそれを辿ってみる、だがおかしい戦っている音が全くしないという事はもう死んでいるかそれとも、
「あ、やっぱりな。」俺の目の前には道いっぱいに広がっている穴があったどうやら賊はこの穴に落ちたのだろう、ダンジョンの嫌われているもう一つの理由あまり大きくないダンジョンは脆くなる所がある、厳密にいうと魔力が足りなくなり地面が崩れて天然のトラップになる、魔力探知がない人にとっては攻略できるわけがないし冒険者で魔力探知が使える人も少ないのでダンジョンはほとんど放置なんだよな。
下をよく見ると血はここで途切れているので確実にここに落ちたのだろう、賊の装備をギルドに渡すと追加金が貰えるので石を投げてみる、1、2、3、4、ここで石がなった、こりゃあ即死だな回収する為に落ちるのはやめておこう、道を戻ろうと思ったがこいつらを追っていたモンスターだろうか?どっかに行っていた筈なのにこっちに戻ってきやがった、そしてパワーゴブリンもいたのでサクッと倒す事にし短剣を抜く。
まずパワーゴブリンがこんぼうを振ってくる、さっき見た時は勢いですぐに倒してしまったがこうやってみると他の場所のパワーゴブリンと比べるとやっぱりでけえな、こんなの他のとこででたら結構な被害が出るのにここではこいつらよりも強いモンスターがうじゃうじゃ出てくるんだから王都の冒険者の強さを感じると同時に強すぎる敵は無理なのでパーティーを抜けて良かったと安心感もあった。
今回は2体もう一体はデカい骸骨で剣と盾を持っている恐らくここで死んだ奴の装備だ、先にゴブリンを殺すために首を掻っ切ようとしたが骸骨の盾に防がれた、え?なんか強くね?正直Dランクの敵なんか簡単に倒せると思っていたのだがまさか防がれるとは、これが王都クオリティーですか。
俺の隙ができた瞬間骸骨の攻撃が飛んでくるそれを避けるとゴブリンの追撃がくるそして骸骨はその内にガードの構えを取り俺の攻撃に備えている、こりゃあ頭も連携もいいな隙をできるだけ減らしてきやがる、なんなんだコイツらだが一応攻撃を入れてみるとちゃんとガードしてくる、おい!あの受付どうかしてるのか!なんでこんなに強いんだよ!バックから撤退用の煙玉を取り地面に投げつけるすると一瞬で煙が発生する。
その内に近くにあった石をそこら辺に投げると「ガンッ!」と音がなったので近づくと骸骨がゴブリンの攻撃を受け止めていた、その内に露出している核に剣をぶち込み骸骨が崩れたので落とした剣を拾いパワーゴブリンの首を切り落とした、さっきの攻撃で刃の状態がいい事は分かっていたので簡単に切れた。
「これ、冒険者大丈夫なのか?ま、こんな所誰も来ないか。」人気のないダンジョンはモンスターが強くなる事もあるから恐らくここは本当に人気のないダンジョンなんだろうな俺はパワーゴブリンに液を塗ってさっきのゴブリンの戦利品を回収する、戻ってくるともうすでにアイテムが回収できたので二体分のアイテムを持って帰る事にする骸骨は特殊で魔石が出るのでゲットできたが剣と盾はちょっと時間が経った時に消えたので持ち帰れなかった。
ダンジョンを抜ける際はアイテムを回収しギルドに行く事にする戻る時は行く時と違い誰の気配も感じる事なく戻れた、音を鳴らして少し待っているとロープが回転し始めたのでそれに捕まると中に戻れた、2回目という事もあって兵士の前でみっともないところを見せずに済んだ。
ギルドに戻ってすぐに受付に行き同じ受付の人がいたので「これクエストの戦利品なんだけどなんか強くなかったか?いや倒せたんだけど、王都ではあれがDランクなのか?」
「クエストと戦利品を確認しますね、ふむふむパワーゴブリン二体と骸骨兵の魔石ですね、はいクエスト達成ですね!お疲れ様でした、それでもしかしてお兄さんもしかして1人でダンジョンに行ったんですか?それは〜申し訳ありませんでした、てっきりパーティーで行くものかと思っていました、王都の骸骨兵は魔法が弱点で近接にはめっぽう強くてですね、魔法使いがいなくて正面から戦うとCランクはあるかもしれないと言われてまして、ごめんなさい、クエスト達成率85%なんて見たことがなかったしDランクの依頼だったので問題ないと思っていました。」
「あ〜なるほどだからあんなに強かったのか、すまんな骸骨の事を調べてなかった。」俺は報酬を受け取って帰る事にする、文句を言いすぎてもパーティーで挑んでいない俺が悪いだけだしな。




