表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
金貨の娘  作者: 之#u4e4b
断章 絶海の孤

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/105

断章 第2節 大地の塊

(れき)()(しょ)(なか)で、()(どう)(しゃ)ソーマの()(まえ)

(りん)(かく)()せはじめる。



(しい)()(ふだ)(あそ)び』を(こう)(あん)したとされる(じん)(ぶつ)



(かれ)(かつ)(やく)は、いくつもの(ほん)(しる)されている。



ソーマに(くら)べ、メーニェ(とう)(かい)(せん)(かつ)(やく)した

ハーフガン(しょう)(ぐん)()(ろく)は、(そう)(さく)(ふく)めても

(けっ)して(おお)いとは()えない。



(しょう)(ぐん)(かつ)(やく)

ゼズ(とう)への(じょう)(りく)(まえ)()()れてしまう。



ゼズの(ほく)(たん)には(せま)(どう)(くつ)があり、

ソーマ(たち)はそこから(しま)への(じょう)(りく)(せい)(こう)した。



(にゅう)(しょく)(れき)(はじ)まり。



その(どう)(くつ)には

ハーフガン(しょう)(ぐん)()(まえ)()けられた。



()(くる)うゼズの(きん)(かい)であっても

(じょう)(りく)()たしたナルキアの(たみ)は、

これより(うみ)()(はい)(しゃ)()()った。



『ナルキアの(たみ)(すぐ)れた(そう)()(じゅつ)()ち、

 (あら)(なみ)()(かご)(どう)(ぜん)とする。』



こうした()(ちょう)は、

(れき)()(しょ)でも(しゅ)(かん)()(そう)()じって(ひん)(しゅつ)する。



(たい)(りく)とゼズ(とう)のあいだを(なが)れる、

(かん)(だん)(ふた)つの(かい)(りゅう)(えい)(きょう)(うみ)()れる。



(ふゆ)()ぎれば(ふね)(きた)(がん)(しょう)()けられ、

かれらの(すぐ)れた(そう)()(じゅつ)

(せま)(どう)(くつ)からの(じょう)(りく)()(のう)になっていた。



(どう)(くつ)(こう)(きず)かれるその()は、

(なみ)(おだ)やかな()()(せま)(すな)(はま)があった。



挿絵(By みてみん)



かれらの(がん)(ぜん)には(きょ)(だい)(かべ)が、

(とう)西(ざい)(えん)(えん)()びるゼズ(さん)(みゃく)



(われ)(われ)(じょう)(りく)(こば)むようであった。』

と、()(ちょう)()むことはない。



()(どう)(しゃ)ソーマと(じゅう)(しゃ)(たち)(どう)(くつ)から(ひがし)へ、

(みち)とも(かわ)とも()べない(けい)(しゃ)(のぼ)って、

(しま)(ひがし)(がわ)(ほう)(じょう)(あん)(じゅう)()()つけた。



(うし)(くさ)()み、(ひつじ)()れを()し、

(うま)()()れ、(うさぎ)(みみ)()てる。



ソーマ(たち)はその()(ひら)いて、(しゅう)(らく)(つく)った。



そこがメーニェ(さい)(しょ)(りょう)()

エルテルと()(さい)されている。



挿絵(By みてみん)



エルテル(りょう)から(みなみ)(すす)んだ、

(もり)(やま)(かこ)われた()()()つオーブ(りょう)



挿絵(By みてみん)



エルテル(りょう)(どう)(くつ)(こう)(むす)

ゼズ(さん)(みゃく)(ふもと)では、(よう)(ほう)(おこな)い、

(ちゅう)(ふく)にはペタのお(しろ)()つ。



挿絵(By みてみん)



ゼズ(とう)にできた(りょう)()(かい)(たく)と、

(ひと)つの(みなと)(けん)(ちく)()(えん)したのが

メーニェの()(ぞく)になる。



この()(ぞく)が、(かい)(たく)(もと)められる(がく)(しゃ)と、

(ろう)(どう)(りょく)になる(のう)(みん)()(れい)(たい)(りく)(しょ)(もつ)

そして(きん)()という(ぶん)(めい)(あた)えた。



ゼズ(とう)()(ぐち)になる(どう)(くつ)(こう)を、

メーニェの()(ぞく)がいまも(まも)(つづ)けている。



()(ぞく)()(れい)も、()(せん)(ひん)()()わず、

(ほう)(じょう)(へい)(おん)(あん)(じゅう)()(のぞ)み、

(よく)(ぼう)(いだ)(もの)(たち)(じょう)(りく)していった。



(よく)がかれらの()(こう)()め、

(あらそ)いは()()()えても(つづ)いた。



(かい)(たく)という、()(こく)(ろう)(どう)から

()()そうとする(もの)()た。



ゼズ(とう)はメーニェの()(ぞく)()(がい)

()ることの(かな)わない(しま)だった。



(しま)からの(だっ)(しゅつ)(こころ)みた(ふね)

()れた(うみ)(はば)まれ、ナルキア(かい)(ぞく)

(ぜん)()(しず)められていった。



メーニェの()(ぞく)(どう)(くつ)(こう)()(とく)し、

(にゅう)(しょく)(しゃ)(たち)()(ぞく)()(がい)との貿(ぼう)(えき)どころか

(たい)(りく)(もど)ることも(ほう)(りつ)(きん)じた。



(かい)(たく)(ゆう)(せん)するソーマ、

(とう)()(りょう)(どう)(くつ)(こう)(ほう)(りつ)(したが)い、

()(ぞく)からの()()(おん)(けい)()けて、

(みつ)(もの)(おく)(つづ)けた。



いくつもの(ほん)(えが)かれるソーマは、

いくつもの(かお)()つ。



()(どう)(しゃ)ソーマという()(まえ)も、

ソーンの(しゅっ)(しん)()(けい)(しゃ)など(しょ)(せつ)ある。



()(めい)のソーンと、(じん)(めい)のソーマを

(こん)(どう)した(しょ)(もつ)(めずら)しくはない。



ソーマの(しゅつ)()についての()(もん)

()(ぞく)による()(そう)(ゆが)みが()(じつ)(ゆが)め、

()(ろん)(げき)()すると、()まって(ぼう)(りょく)という

(さい)(しゅう)(しゅ)(だん)(かい)(けつ)(はか)られてしまう。



(たい)(りく)では(でん)(どう)()(とう)(ぞく)(せい)()(はん)となり、

(うみ)では(かい)(ぞく)(せん)(ちょう)()(ばく)()()かれ、

(しま)では(ろう)(どう)(しゃ)(ぼく)(しゃ)(かい)(たく)(しゃ)であり、

(もり)(りょう)()()()(ひと)(びと)()(どう)(しゃ)となった。



ソーマが()(びょう)されたという(よう)()()(のこ)り、

(へき)()(せき)(ぞう)(しま)(ほく)()()(すう)(そん)(ざい)する。



エルテル(りょう)には、

(つえ)()(ぼく)(しゃ)姿(すがた)()かれている。



()(どう)(しゃ)ソーマを(かい)(たく)(しゃ)()()(あい)(おお)く、

(つえ)(さき)(かま)(くわ)()()けられた姿(すがた)もある。



(みなみ)のオーブ(りょう)では

(ゆみ)()(かま)える()()姿(すがた)で、

(りょう)()のソーマとも()ばれる。



モザイク()には、ソーマが(どう)(くつ)(こう)

(ぬの)(ぶくろ)()()った(にく)(たい)(ろう)(どう)(しゃ)姿(すがた)もある。


(ほく)()(にゅう)(しょく)()(ろく)(とう)()(かい)(たく)()

ゼズ(とう)(ぼう)(けん)()など、ソーマの(かつ)(やく)

()かれた(ほん)(おお)くても、(かれ)()()(がい)

(とう)(いつ)された()(ろく)はなかった。



()(どう)(しゃ)ソーマは(たび)()てに()んでいる。




 ◆




(にゅう)(しょく)(れき)60(ねん)(ころ)



(さい)(がい)(かい)(たく)(きょ)(てん)のエルテル(りょう)(おそ)う。



(かわ)(みず)(あふ)れて、

(さく)(もつ)()(ちく)(たて)(もの)までもが(なが)された。



(だい)(すい)(がい)(みず)(どう)(くつ)(こう)にまで(とう)(たつ)し、

()(ろく)は300(ねん)()(じょう)()っても(のこ)っている。



(かん)(がい)による(みず)(うば)()いで

(かわ)(みず)真赤(まっか)()まった(あらそ)いを、

この(だい)(すい)(がい)(とら)える()(そう)()()た。



(あら)たな(すい)(がい)(ふせ)(ため)に、

()(どう)(しゃ)ソーマと(のち)のカヴァの()(ぞく)

西(せい)(ほう)から(なが)れる(かわ)()(すい)(こう)()(おこな)った。



かれらが(こう)()(おこな)い、

(かわ)(さかのぼ)れば(ぶん)()(てん)辿(たど)()いた。



(みなみ)から(なが)れて()(かわ)(みず)

(きた)のゼズ(さん)(みゃく)(しょう)(とつ)し、

(しま)(ちゅう)(しん)(とう)西(ざい)()かれる。



(ほん)(りゅう)になる(みなみ)()には、

(てん)(がい)(さん)(そび)えていた。



(どく)(りつ)(ほう)(さん)(ちょう)(つね)(くも)(いただ)くので、

(やま)()(けい)()めてそのように()ばれた。



(かわ)(ぶん)()(てん)には

()(すい)(あつ)まった(ひと)(びと)(まち)(きず)かれる。



これが(ぶん)(すい)(がい)(はじ)まり。



挿絵(By みてみん)



(ぶん)(すい)(がい)という()(まえ)は、

(こう)(ねん)になって()けられた。



()(すい)(こう)()には(たい)(りく)(ほっ)(ぽう)からソーンの()(れい)

(ちゅう)(おう)のエンカーからは(にく)(たい)(ろう)(どう)(しゃ)(しょう)()

(なん)(ぽう)のクレワからは(くち)()らしの()(みん)など、

(たい)(りく)(にん)(げん)(おお)(あつ)められた。



(ろう)(どう)(かん)(きょう)(れつ)(あく)()(あん)(わる)く、

(ぬす)みや(ころ)しの(はん)(ざい)(おう)(こう)する。



(おか)(うえ)(しょ)(けい)された(ざい)(にん)()(ろく)(のこ)る。



(しょ)(けい)()(あか)(つち)(おか)()び、

この(ころ)には(まち)(けい)(じょう)とまで()ばれた。



それが(さい)(しょ)(こう)(きょう)()(らく)になり、

(まち)(じゅう)(ざい)(にん)(とう)()(りょう)(どう)(くつ)(こう)から

(はこ)んで()るほどだった。



これより(のち)()(だい)になると、(ほん)()ち、

(ほう)(つかさど)るソーマの(せき)(ぞう)(つく)られる。



(ぶん)(すい)(がい)での()(すい)(こう)()()むと、

その()(ぎょう)(しゅ)(どう)していたカヴァの()(ぞく)

西(にし)()()(おう)()(つく)った。



(しま)(はじ)めて、

カヴァの()(ぞく)による(こっ)()(たん)(じょう)した。



挿絵(By みてみん)



カヴァはメーニェの(りょう)()ではなく、

(こっ)()として(おう)()(つく)った()わり(もの)()()



(ひがし)のエルテル(りょう)から

西(にし)山間(やまあい)にあるカヴァは(とお)く、

(ひと)(びと)(かん)(しん)(あつ)めなかった。



カヴァは(ぶん)(すい)(がい)とも(こう)(りゅう)をせず、

(とう)(ぞく)(きょ)(てん)との(うわさ)(ひろ)まった。



そんな(とお)くの(くに)でも(ぎょう)(しょう)(にん)(おう)(らい)し、

(とう)西(ざい)(むす)(かい)(どう)(つく)られ、(そん)(らく)もできた。



(とう)(ぞく)(きょ)(てん)(うわさ)(ひろ)めた(たい)(しょう)は、

カヴァで(つく)られた(きん)(ぞく)(せい)(しょっ)()(こう)(げい)(ひん)

(そう)(しょく)(ひん)などを(たい)(りく)(せい)(いつわ)って(ざい)()した。



カヴァの()(ぞく)()(さき)()(よう)で、

こうして(せい)(こう)(さい)()(つく)って()らす

()わり(もの)とされた。



かれらは(まち)との(こう)(えき)(ため)(どく)()(つう)()

オル(どう)()(つく)り、これを(ぶん)(すい)(がい)(あた)えた。



カヴァが()(すい)(ぶん)(すい)(がい)(はっ)(てん)させ、

(つう)()(きょう)(ゆう)したところで(ゆう)(こう)とは(かぎ)らない。



(かん)(れい)なカヴァは(みず)(よく)()(もと)めて

(ぶん)(すい)(がい)との(きょう)(かい)(たい)(りつ)()き、

(なん)()()(かく)(こう)(どう)()こしていた。



カヴァには(けん)(かか)げるソーマの(ぞう)(つく)られ、

カヴァの(みん)(しゅう)()()する。



(なん)()のカヴァとオーブより(みなみ)(やま)(かこ)われ、

その()より(みなみ)(がい)(しょう)になっていた。



コートを(なび)かせるソーマの(ぞう)は、

(ぼう)(けん)()として(えが)かれた(さい)()姿(すがた)



ソーマは(ぶん)(すい)(がい)から(みなみ)(すい)(げん)()()し、

(かわ)沿()って(てん)(がい)(さん)(ふもと)()かう。



(いっ)(こう)(ふか)(もり)と、(こう)(だい)(みずうみ)()つけた。



(みどり)(おお)われ、(つち)(ゆた)かで、(みず)(きよ)く、

 (ちょう)(ぎょ)()れなすオルタの(つい)


 この()において

 ひとであることは、

 (かみ)より(たまわ)りし(ばつ)である。


 ()(たましい)(うった)える。』



メーニェ(とう)(せま)(あさ)いオルタの(くぼ)()から、

(せい)(はん)(たい)(みずうみ)は『ネルタ』と()()けられた。



ゼズ(とう)()(かい)(みなみ)(がわ)()くには、

(てん)(がい)(さん)(ふもと)()(かい)しなければならない。



(がい)(しょう)(はば)まれる(しま)(みなみ)(がわ)には、

(だれ)辿(たど)()けなかった。



()(どう)(しゃ)ソーマが(えん)(せい)()(ぼう)した(ため)に。



いくつもあるソーマを(しる)(ほん)は、

(かれ)()についてのみ(とう)(いつ)されていた。



ソーマは(きん)(そく)()()ばれる(もり)(なか)で、

(かみなり)によって()んだ。



(かれ)()(いん)は『(らい)(てい)』と(とく)(しゅ)()(じゅつ)がされ、

いまもその(たん)()(とも)(かた)()がれている。



(げん)()()かれた(ほん)には、

(かん)()(しゃ)』と()()(もの)(とう)(じょう)する。



(かん)()(しゃ)(よう)姿()(そん)(ざい)()(めい)(りょう)にも(かか)わらず、

ソーマは(もり)(なか)(らく)(らい)()って()んだ

という()(じゅつ)のみが(きょう)(つう)していた。



エルテル(りょう)はソーマの(そく)(せき)辿(たど)(ため)に、

(きん)(そく)()調(ちょう)()(たい)(なん)()(おく)ったものの

()(かん)した(もの)(わず)かだった。



調(ちょう)()もせずに(ほう)(しゅう)()()げした(もの)

(どう)(ちゅう)(とう)(ぞく)(おそ)われ(かい)(めつ)したという()(ろく)は、

(みん)(しゅう)(こう)(かい)されず()(しょ)(かん)()(かん)(しつ)(ねむ)る。



(かん)()(しゃ)(はっ)したとされる

『ニース』という(こと)()がある。



その(たん)()がなにを()()するのか、

()らし()わせも(とう)(いつ)(りゅう)(こう)もせず、

オーブ(りょう)では()()()(げん)として(のこ)った。




 ▶

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ