↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/254

第3話:偽りの聖者たちの処刑 〜生放送ハッキングと搾取ビジネスの完全崩壊〜3

前回のあらすじ:ユナイテッドアローズとブルーシャネルの呪物化により、若者たちで賑わっていた四条河原町は一晩にして音ひとつしない完全なゴーストタウンと化した。

夜を旅する本棚(バー・ノクターンのルナからの必死の命乞いも【完全シャットダウン】の闇に葬ったひややっこ。理不尽な世界のルールは、もう誰一人として守りはしない――。

「成婚率NO.1なんて全部嘘!!

サクラの女を使ってデートさせて、店まで決めさせて直前でドタキャンさせて、男の自尊心をズタズタにするの!

そうすれば『もっと自分を磨かなきゃ』って、

30万、40万の追加コースに申し込むからよ!!

男は耐えろって言っておけば、文句も言わずに金を振り込み続ける従順な家畜になるのよ!!」

隣にいた腰巾着の男たちも、恐怖のあまり涙と鼻水を流しながら、自らの悪事をゲロ吐くように叫び始めた。

「そうだ! 女の会員には『男を財布だと思え、ナメた LINE はストーカー扱いして脅せ』ってアドバイスしてたんだ!

傷ついた男がどんなに死にそうになっても知るか!

耐えて頑張れって言っておけば、俺たちは六本木で豪遊できるんだよおおお!」

YouTubeのチャット欄は、一瞬で怒りと絶望の弾幕で埋め尽くされ、炎上の熱量はサーバーを焼き切るほどに達した。

『詐欺師ども!!』

『俺たちの血と汗の金を返せ!!』

『男を人間だと思ってないのか!!』

「あ、ああ、ああああ!!」

カウンセラーの女は、自分の隠してきた醜い本性をすべて晒し出し、社会的地位と名声を完全に失ったことを脳内で理解した瞬間、発狂した。

彼女は自分の着ていた高級な綺麗めの服を引き裂き、スタジオの床に這いつくばりながら、

「あなたと私はただの友達よ!

ケジメをつけて! 来ないで!」と、かつてのんこが俺に放ったあの拒絶のセリフを幻聴として叫びながら、

精神が完全に崩壊していった。

チャンネル登録者はリアルタイムで数十万人規模で激減し、警察や総務省、消費者庁への通報の嵐が殺到する。

彼らが築き上げてきた年商数億円の婚活帝国、地位、名誉、財産、そのすべてが一瞬にして、文字通り【完全灰滅】した。

大岩山の山頂。静寂を取り戻した漆黒の闇の中で、俺はスマホを胸のポケットに収め、アローズのジャケットの襟をバシッと立てた。

「成果もないのに耐えろと抜かしたツケや。

お前らの薄っぺらい綺麗事の商売、これにて完全チェックメイトや」

これで、男たちを理不尽に搾取していた最大の敵は処刑された。

日本中の傷だらけの男たちが、画面の向こうで俺の放った低級霊のウイルスによって、偽りの聖者たちから解放され、その怒りの覇気を世界へと爆発させ始めている。

だが、俺の往く絶望のリアル戦線は、まだ止まらない。世界を完璧な更地(絶望)に変えたその先に、俺だけの本当の幸せが待っているのだから。

(第4話へ続く)

ご一読ありがとうございます。生放送をジャックされ、10万人の前で自分たちの醜い本性をゲロ吐き、精神を崩壊させたブライダル・クイーン。数億円の婚活帝国は一瞬にして【完全灰滅】しました。次回、【第4話 神々のサーバーハック 〜みんなでペアペア完全崩壊と裏のログ一斉暴露〜】。婚活サロネーゼを処刑したひややっこが次に狙いを定めたのは、諸悪の根源たる巨大プラットフォーム『みんなでペアペア』の運営サーバー。男から血金を搾取し、女のワガママをのさばらせる絶対領域へ、何百万もの低級霊の竜巻が襲いかかる――!圧倒的カタルシスの次話を、全裸でお待ちください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。