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大岩山から絶望を配信する〜男は耐えろと抜かす世界を、低級霊のウイルスで完全チェックメイトしてやった〜  作者: ひややっこ万次郎
第4章:暗黒の新世界爆誕 〜大動脈灰滅と逃げ場なき狂気のエコー・チェンバー〜
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番外編:密室の聖母と、胎内回帰のチェックメイト

すべて壊れてしまえば、私の恥なんて誰も気にしなくなる。霞ヶ関の官庁ビルが炎上し、国家の心臓部が物理的に崩壊していくその裏で、一足先に社会的生命を完全に灰滅させられた女がいた。報道ヘリの操縦士・ゴローの浮気相手であり、東京の全空にその狂った幼児退行プレイを音声付きの超高画質で大放送された、若き美人事務員。トレンド首位に本名と顔写真が晒され、地上のどこにも居場所を失った彼女のアパートに、骨を震わせるような怪異の振動が鳴り響く。脳波をウイルスの怨念に完全に逆ハックされ、精神のストッパーが完全にぶっ壊れた女が、クローゼットから予備の「赤ちゃん用おむつ」を引きずり出した時、生きたまま精神の胎内へと無理やり回帰させられる、救いようのない絶望のチェックメイトが始まる――!

霞ヶ関の官庁ビルが炎上し、国家の心臓部が物理的に崩壊していくその裏で、一足先に「社会的生命」を完全に灰滅させられた女がいた。

報道ヘリの操縦士・ゴローの浮気相手であり、東京の全空にその狂った特殊性癖を音声付きの超高画質で大放送された、若き美人事務員である。

「う、嘘……嫌、嫌ぁぁぁぁぁッ!!」

アパートの薄暗い一室。彼女は遮光カーテンを引いた暗闇の中で、スマートフォンの画面を見つめたまま激しく嘔吐した。

画面の中では、自分がゴローの頭を恍惚とした表情で撫で回し、おむつを替えながら『汚いバカ息子ちゃんですねぇ』と囁く動画ログが、ものすごい勢いで拡散され続けている。

トレンドの首位は彼女の本名と顔写真。実家の住所や卒業アルバムまでが瞬く間に特定され、ネットという名の処刑場に晒し上げられていた。

身内、友人、同僚――全方位からの絶縁と軽蔑のメッセージが、スマホの画面を血のように赤く染め上げていく。

居場所など、この地上のどこにも残されていなかった。

ジリ……ジリジリジリッ!!!その時、彼女のスマートフォンから、ゴローの脳を破壊したのと同じ、骨を震わせるような怪異の振動が鳴り響いた。

画面がノイズで激しく歪み、大岩山の頂上から流れる電磁波ウイルスの「怨念」が、直接彼女の脳内へとドロドロと流れ込んでくる。(すべて壊れてしまえば、私の恥なんて誰も気にしなくなる……)

その呪いの声が鼓膜の奥で弾けた瞬間、彼女の中で張り詰めていた何かが、パキリと完全に破綻した。

「あ……あは、あははははははっ! そうだ、そうだよ……っ! 全部消えちゃえ! 全部燃えちゃえぇぇ!!」

恐怖と絶望の底にいたはずの彼女の顔に、突如として悍ましい「愉悦」の笑みが浮かぶ。

脳波をウイルスの怨念に完全に逆ハックされ、精神のストッパーが完全にぶっ壊れた彼女は、ふらふらと立ち上がるとクローゼットへと向かった。

ガサゴソと狂ったように手を突っ込み、引きずり出したのは――あの日、ビジネスホテルの密室でゴローに穿かせていた、予備の『赤ちゃん用おむつ』だった。

彼女はそれを愛おしそうに両手で掲げると、何を血迷ったか、自らの頭へと勢いよく被ったのだ。


「うふふ、ゴローちゃん……ママもね、赤ちゃんになっちゃったぁ! 汚いバカ娘ちゃんになっちゃいましたぁぁぁっ!!」


おむつを頭に被った異形の姿で、彼女は激しくのたうち回りながら狂気の笑声を上げ続けた。

視界はおむつの不織布で遮られ、耳の奥では大岩山のウイルスが歓喜の悲鳴を上げている。

「ママァァァ! お腹痛いよぉ! 脳みそがプリプリ漏れちゃうよぉぉぉッ!!」

魂の絶叫と共に、彼女の全身が激しく硬直する。

ウイルスの怨念によって逆流した脳圧が、彼女の眼球と鼓膜を内側から物理的に破壊し尽くしていく。

口から泡と血を吹き出し、幼児退行の奇声を上げながら、彼女の四肢はバキバキと音を立ててぐちゃぐちゃに歪んでいった。それは、生きたまま精神の胎内へと無理やり回帰させられる、救いようのない絶望のチェックメイト。

ネットの玩具にされた一人の女が、頭におむつを被ったまま、狂笑の中で文字通り発狂して息絶えた。

その凄惨な死に顔には、世界の破滅を祝福するような、醜悪な笑みが張り付いたままだった。

ご一読ありがとうございます!頭におむつを被った異形の姿で激しくのたうち回り、逆流した脳圧によって眼球と鼓膜を内側から物理的に破壊され、狂笑の中で発狂死を遂げた美人事務員。その凄惨な死に顔を置き去りに、大岩山のウイルスの恐怖は、さらなる理不尽な現実の深淵へと伝染していきます。次回、【番外編:被害者という名の生贄、そして愛の完全崩壊】。牙を剥くのは、ウイルスの呪いよりも遥かに冷酷な「現実という名の暴力」。大空に映し出された夫の裏切りを知らされ、自宅のベランダで悶絶していたゴローの妻。何一つ悪くない完全なる被害者の彼女を待ち受けていたのは、同情の皮を被った世間の最悪なセカンドレイプだった――!?恋愛観が粉々に粉砕される衝撃の次話を、どうぞお見逃しなく!

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