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名前:ソラ
種族:人間
年齢:12歳
体力:120/120
魔力量:85/85
魔法属性:風、聖
スキル:体力上昇Lv2、剣技上昇Lv2、速度上昇Lv2
加護:なし
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ステータスカードに俺のステータスが写し出される。これは幼馴染のリャドのステータスを参考にしたものだ。12歳なら体力も魔力も100ないぐらいだが、父さんと修行したり狩りをしていたから少しばかり体力を上げておいた。
スキルがまったくないのも変かと思い父さんのスキルを真似させて貰った。レベルも2だしおかしくないだろう。
どうだ!この6年間の努力を見よ!!
「このステータス……」
「え、なにかおかしいですか?」
俺のステータスカードをみた男が止まってしまった。なにかおかしところがあったんだろうか。ちゃんと隠せてたと思ったんだけど。もしかして俺冒険者になれない?
「あ、いや。すごいステータスだなと思って。魔法属性も2つあるし、スキルも3つあるからね」
「2属性使えることも、スキルが3つあることも珍しいんですか?」
「魔法に関してはそこまで珍しくはないかな。今この場にもチラホラいるし。でも君の歳でスキル3つは珍しいよ。12歳なら持っていても1つぐらいだろうし」
そ、そうだったのか。父さんも母さんも3つ持ってたし、村の大人たちも2~3つ持っていたから普通かと思ってた。そういえばディルはスキルひとつだけだったな。
「まぁでも珍しいけど居ないわけじゃないからね。はいこれが君のギルド証だよ」
男が小さめのプレートを台の上に置く。銀色の板で出来ており俺の名前と横にFと書かれている。ギルド証を取ろうと手を伸ばすが男がプレートから手を離さない。
「まずは登録料の金貨1枚を払ってくれるかな?」
「あ、はい」
俺はカバンの中から金貨1枚を取り出す。男に渡すと何か透明の玉に近づけた。確か門で見たのと同じ水晶玉だ。なにが起こるのかみていたが何も反応しない。
「うん。本物だね。じゃあこれを」
「ありがとうございます。その…今のはなんですか?門でも同じようなものを見かけたんですけど」
男の手から銀のプレートを貰う。冒険者になれたという喜びもあったが先程の行動に興味を持ってしまい、プレートをろくに見ずにカバンの中に入れた。
「あぁ。これは偽物を見つけることが出来る魔道具だ。偽物の金貨じゃないか調べたんだ。偽物が近づくと……こうやって赤くなるんだ。門にあったのは嘘をついていないか発見するためだよ」
男は近くの台にあった金貨を1枚取り出すと水晶玉に近づけると、透明だった水晶玉が赤く光だした。こんな風に光るんだな。
隠蔽魔法は大丈夫なんだろうか。でも赤く光ってないということは大丈夫なんだろう。
「さてじゃあギルドの説明でもしようか。今更だけど俺はキースだ。よろしくな」
「よろしくお願いします。キースさん」
「まずはランクから。冒険者のランクはS~Fまである。最初はFからだ。依頼を達成すると上に上がれる。依頼に関しても自分のランクの一つ上まで受注することが出来る。下のランクには制限ないが、BランクがFランクの依頼を受注するのはやめて欲しいかな。
依頼は後ろの掲示板に貼ってあるから好きなのをもってくるといい。
あとはその…初めて受付をした人物がその人の担当の受付になるんだ」
ということはキースさんがこの街にいる間の俺の専属の受付ってことか。その方が色々と便利そうだ。地球では担当が違うからと電話でたらい回しにされたり、その度に同じ説明をしなきゃいけなかったし本当にめんどくさかった。
「ではキースさんこれからもお願いしますね」
「え、本当に良いのか?」
俺の言葉にキースさんは不思議そうな顔をしている。そういえば登録前にも同じようなことを言っていたな。言葉の意図がみえないんだけど。
「みんな可愛い女の子やかっこいい人の所に行くからね。俺みたいに顔に傷がある男なんて気味悪がって誰も来ないんだ」
キースさんの顔をよく見れば額のところから3本の爪痕がある。もっさりとした髪の毛とメガネのせいで気づかなかった。気味悪がってというが傷跡さえなければキースさんも美形の部類だとは思うけど…。傷跡よりもそのもっさりとした髪と分厚いメガネがいけないんじゃ…。
「俺は気味悪いなんて思いませんよ。それにキースさんは真面目そうだし、俺からお願いしたいぐらいです」
「そ、そうか。じゃあソラ君。これからもよろしく」
「はい。お願いします。さっそくなんですが、この辺で安い宿はありますでしょうか?」
そういうとキースさんは奥から地図を1枚持ってきてくれた。この街の全体図らしい。販売しており銀貨1枚ということなので買った。これがないと迷うこと間違いないからな。
「ここがギルドなんだけど、この辺りが安くていい宿が多いよ。あとは武器と防具を揃えるならこのお店。クアール国1の品揃えだから行ってみると良い」
「わかりました。ありがとうございます。また明日来ますね」
地図を受け取りカバンに仕舞う。俺はキースさんに頭を下げると宿屋に行くためにギルドから出ていった。
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