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「え、神様ですよね?なんで?俺、もしかして死んだ?」
突然のことに頭が追いつかない。今回は死ぬようなことはしてないはずだ。ちゃんと寝てるし3食しっかり食べている。適度な運動、適度な睡眠、適度な食事。何一つ無理はしていないけど。父さんとの修行だって…
『違う違う。僕が君に会いたくて君を呼んだんだ。君も僕に聞きたいことあったみたいだし。大丈夫。君は生きているし、君のいる世界では1秒も時間は過ぎていないよ』
「なんだ。良かった」
神様の言葉に安心する。そういえば強く願えばまた会えるみたいなことを言ってたな。今の今まで忘れていた。そんなに強く願ったつもりはなけど今回は神様が俺に会いたかったからここに呼ばれてるって事だよな。
『それで、君は僕に何が聞きたかったの?』
「あ、そうだ。神様。ステータスを他の人に鑑定されないように隠せるような魔法を創りたいんですけど、創造のスキルで作れますか?」
『うん。創れるよ』
神様の返事にまたもや安心する。これで心配していたことが1つ消えた。創れるのであれば何度も挑戦すればいつかは創れるはずだ。
「ありがとうございます。その言葉を聞いて安心しました」
『それなら良かった』
「ところで神様はなんで俺に会いに?」
『ただ心配になったからかな。たまに君のことを見ていたんだけど、丁度僕のことを思ってたみたいだから』
たまに見られていたのか。なんか恥ずかしいぞ。いや、別に恥ずかしがることもないんだけど。もし神様が女の子だったりしたら…
『神に性別なんてないよ』
「え?あ、そうだった。読めるんですよね。考えてること」
『読もうと思ってなくても流れてくるからね。ちなみにこれも創造のスキルで創れる魔法だよ。気が向いたらつくってみたらいいよ』
「気が向いたらですね」
あまり人の心の中を知るのは怖い。もしかしたら嫌われてるかもしれない。必要とされてないかもしれない。それを隠すためにも笑顔で接しているのだとしたら…?
『大丈夫。君のご両親も村の人達も優しい人ばかりだから。そんなことにはならないよ。それとも君にはそんな風にみえた?』
「いえ、とても優しい人たちです」
とても俺を愛してくれて、心配してくれる。大丈夫。俺はあの人たちに愛されているし必要とされている。
『今回はタイミングが合ったけど、また僕と会いたかったら強く願って。そうしたら僕が見てない時にも気づくことが出来るから』
「はい」
返事をすると俺の身体が金色に光った。前と同じようにどんどん身体が薄くなっていく。
『いきなり呼んでごめん。君に会いたかったのは事実だから。次はちゃんと呼んでね』
大きく頷く。俺もまた神様に会いたい。以前の俺を知っている唯一の人(神か?)だから。なんでもさらけ出せる気がする。
神様の姿が見えなくなったと思ったら、次の瞬間また景色が変わっていた。




