第10話 相談で病院に来たんだけどなあ…
昨日の夢見がよくなかったので、というかリアルすぎて怖いのもあって恵比寿病院の院長に話を聞いてほしいと思い石島さんに恵比寿病院の診察をねじ込んでもらった。帰ったら新居を決めて先に僕が入居する手筈をつけている。
姉ちゃん達の独身寮も魅力的ではあるんだけど、まああれだけダメって言われちゃうとしょうがないかなあとは思う。...せめて唯姉ちゃんの部屋だけでもどうだろうか...?それをまず相談すべきかな...
「そうかそうか、石川君は性的対象の生活環境が気になると。うんうん、いい事だと思うよ」
…話がいちいちエロイんだよ。不快な気はしない、というかシチュエーションも僕をくるわせる。どう頑張っても僕の目線は胸や足に行ってしまう。スカート短すぎないですか先生…?これ誘惑されてるんだよね…?勘違いだったら恥ずかしくてやばいんだけど、話の持って行き方とか目線誘導なのか、もうとにかく僕の下半身がやばい。というか辛いので抜いておきたい。
「ふむふむ、石川君は私の身体でも興奮するんだね」
「は、はい…あの…」
「折角の機会だ、私を相手に実践してみてはくれないかな?」
展開が早すぎる。まあ確かにできるならお相手して頂きたいんだけどさ…もっとこう…うん、ダメだ。シチュエーション良し、周り誰もいない、性行為にあるようなベッドあり、おそらく応じてくれる、据え膳だな。ただ昨日姉ちゃん達に逃げられてるからなぁ…うーん…
「えーとですね。この、この状態で昨日姉二人に逃げられましたので…」
「鹿島警察正と高田警察正の話だよね、石島局長からそれは聞いてるよ。…石川くんは女医さんとイケナイこと、興味ないかなぁ?」
艶やかな眼で明らかに僕を誘惑してきていらっしゃる…なんだろうこの、薄い本よりお急ぎな展開…助かるんだけどさ…
まあ、ヤりましたよ。僕は節操なしか。美恵さんも姉になってもらった。9発発射しましたよ。当然の事ながら美恵さんは気絶中。僕は節操なしか。
さすがに2回思うほど僕自身が呆れている。それと同時に僕はこんなに絶倫だったか?と疑問に思った。
前の世界、男女比対等だった世界で僕はこんなに発射できるほどではなかったはず。せいぜい1日か2日に1回くらいしか発射しなかったはず。この世界では「桁が違いそうな発射数」だ。姉ちゃん達相手に合計24発、今も美恵さんに9回打ち込んで、僕はまだまだスッキリしきれていない。どういう事だろうか…?美恵さんが起きたらそれも聞いてみないとなんだけど…完全に意識飛んでるからなあ…復活にどのくらい時間がかかるだろうか?うーん...この世界の女性はかなりの確率で美しい、身体を重ねている時は可愛いのでそのギャップもとても良い。だから僕の股間のメルヘンボックスに大変よろしくない。今のところ絶対気絶させてしまうくらい女性の事を考えてないような行動しかしていない。自重しなきゃ...できるかなあ...?性欲を抑えるために運動したらかえって性欲増したのを覚えているのでそうなるともう抜くしかないから...
なんで僕は早口というか高速でこんなことを考えていたんだろう?
ブドウ糖が欲しくなってきた。美恵さんが復活したようなので声をかける。
「...」
これはまだダメみたいだ。焦点が合ってない、寝ぼけてる感じかな?
言いたいことが纏まっていないようなので頭を撫でながら柔らかく抱きしめる。
「纏まったらゆっくり、お茶飲みながらお話しましょう?でも診察はいいの?」
診察という言葉に反応した。ガバッと起き上がり豊満な胸を隠さず…まあ全裸だけどね、喘ぎ声よりはるかに大きい声で「今何時!?」と。
「まだお昼時だよ美恵姉さん、午前は終わっちゃったけど午後診察までは時間あるでしょう?」
僕には小さすぎる診察用椅子に座り、出してもらっていた冷めきった日本茶を飲みながら「...すっごいレポート書けそうだわ...」とポツリひとこと、全裸のままで。
「それは良かった」
まだぽーっとしているであろう頭を優しく撫でて「美恵姉さん、大丈夫でした?」と声をかけたら…
「…えっとね石川くん、その…」
「うん、ゆっくりで大丈夫だから」
「私をお嫁にもらってちょうだい!!」
本日一番大きな声で。薄い本超えたなあ、彼女じゃなくて妻かあ、カズ姉ちゃんと唯姉ちゃんに相談しなきゃ。




