何にせよ、腹は減るのだ。ゾンビだからね。
「あなたは…純粋ではなく、雑ざりモノなんだね」
「なるほどその様な事があったのでござるな?!それは大変だったでござろう」
今思えば、彼はなぜオタクのような恰好をしているのだろう。私は…いや、おそらく皆はこれを尤もな事であるとしているだろう。私は今もそう認識している。だが、やはり違う。
「あの、どうしてあなたは□□□のような…?」
「…」
世界の王。故に亡きを識らず。
『漸く理解したか』
「じゃあ、貴方は…」
『自分を解き放てたようで何よりだぜ。だから違和感に気づけた』
「そうよね…おかしいもの。じゃあ後は」
『お前の終幕を諳んじろ』
そこからは怒濤の日々だった。律の復讐劇。育ててくれた母の死。少女の救出。吸血鬼の派閥同士の全面戦争。世界の終焉の目前。そんなことがあっても、犠牲少なくここまで生きてこられたのは奇跡だろう。これもあの時、気付いていなければ意味がなかった。
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私はずっと昔、運命をひっくり返してきたってこと。
その過程で身体が保たなくなって、代わりの…このゾンビになったんだ。
ずっと彼…夢の中の口の悪い…アレはお父さんだったんだ。お父さんが教えてくれてた。母の愚行を。
この世界に何かをしたところで、変わらないんだ。たとえどれほど憎んでも。そこに歴史が刻まれようと、そこはまるでそうであったかのように…都合良く、動いていく。
私はまた空腹になった。
今日のごはんはなんだろうか?
はい、終わりです。長らくお待ち頂いた方、こんな終わりですみません…自分はプロットを作らず、その場その場で出てきたモノをアウトプットするだけで、辻褄などほぼ無いようなもので。
でも物語が終わらないままというのもスッキリしない…ということで、大事なところを大幅カットさせていただきました。だいぶ纏まったと思います。
次も思いついたらまた漫然とやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。
恒例の後日談もある…かも?




