23話:●●の蛇との邂逅
一斉に身構える俺たちを嘲笑うように、しゅるりと魔物が枯れ木をつたって降りてくる。
【鑑定】の結果は???と何も分からない。スキルを持ってなかった頃ですら、一般の魔物は種族名くらい分かったのに。
とりあえず、その辺に散らばった本から武器を拝借。魔石もある、武器としても使えそう。俺の本は最悪、あの木が生えたのに巻き込まれた可能性がある。
ヨーリアを腕の中から降ろし、改めて蛇と対峙。
「面白きモノどもで封を破ったものだな」
「……おもしろい?」
同じく、ウカから降ろされたレメが首を傾げる。怯えた様子もないのは、幼い故なのか彼の気質なのか。
スパン!!と尾がうねり、真っ白な幹を切り裂く。そこからヨーリアの瞳を思わせる鮮血のような樹液が染み出し、じっとりと乾いた大地を濡らした。真っ赤に染まった地面からは、にゅるりと小さな白蛇が無数に生えて、俺たちを見据える。
序盤だから、きっと敵もそんなに強くないな違いないのに。気圧されて、一歩足が後退した。
大蛇は嘲笑う。
「うつしみとて我らを解放した褒美だ、愚かなヒトの子よ。狂うことを許してやろう」
頭上に、HPのバーがぐーんと伸びて現れる。
ー楽園の蛇 ナハシュ(うつし)ー
おい、失楽園で有名な大物じゃねーか!!こんな開始早々、出てきていいレベルのやつじゃない。ガタリと思わず震えた。禁断の果実が見当たらないのは、木が枯れてるからだろうか。
気後れする俺をよそにウカはサッと小蛇を踏みつけながら駆け寄り、大蛇を幹ごと居合切りしたが、全くダメージは入っていない。そもそもバリアか何かで、パキンと弾かれた。
身を翻し舌打ちと共に、今度はスキルを使ってみているようだが、1mmも上のバーは動かない。
「周りの蛇か……?」
俺たちに噛み付かんと迫る魔物へ、【幻式】で目眩し。その上からあの時の戦法の如く本を叩きつけてみるが、気絶してしばらく動きが止まるだけ。一定の時間が経つと復活して、こちらを襲う。同じく、HPは全く減らなかった。
一匹一匹は強くなくても、数が多い。ジリ貧だ。だがレメやヨーリアの元に行かせるわけにもいかず、こちらへ駆け寄りざまに峰打ちするウカと共に蛇を攻撃。
鋭く小さな牙が、至る所から迫った。気を失わせても、次から次へと新しいのが湧き出て、今動かないものだってそのうち動き出す。どうしろってんだ。
真ん中の大蛇は嗤うばかり。自分は何一つ動く必要すらないってか。そりゃそうだ。
蛇により裂かれた木肌から、真っ赤な樹液が地面へと染み渡る。鉄臭い匂いが一気に広がり、少し気持ちが悪い。
赤色に触れた草は葉先から茶色く枯れ、大地はヒビ割れを起こした。世界が痩せていく。黒い瘴気のようなものまでもが吹き出して、吸い込むとHPがガクッと減った。これで毒まであるのかよ。反則だろ。
ローブの裾から入り込もうとする蛇を叩く。しかし、倒す方法がここまでないなんてあるものか?
遠くからソーリャが、小蛇をえいっと吹き飛ばすのに助けられながら思案する。その間に足元を這いあがろうとする蛇は、
「行って、ツキサシバニー!!」
とレメが召喚して引き剥がしてくれた。ありがたいし、本当にすまない。召喚石を天に掲げ、二羽、三羽と同時に呼び出す少年に頭を下げる。
俺の【召喚式】なんて、召喚してもマトモに言うことを聞いてくれない代物なのに。これが素質の差か、さすが天才。
──でも、どうしようもない。
だって、ここからの解決策は何もないのだ。回復薬はあるがひたすらスキルを使い続ければ、いずれ万策尽きてしまう。翼を持つウカくらいしか、きっとマトモに逃げられないんじゃないか?
だから考えろ。ゴクリと、アルバイト代で買い込んだMP薬を飲み干す。
序盤の特殊ボスなんて、絶対にギミック突破でなんとかなるんだ。ダメージが多少入ってるならまだしも、レベルが低いせいで全く入らず敗北ですだなんて、そうそうあり得ない。だってゲームだもの。そんなつまらないことなんてせずに、突破口は用意するだろう。
だからこそ、何かを考えろ。確実に、モチーフに何かのヒントはある。
蛇。これは楽園で、最初の人類を唆す存在として描かれた蛇がモチーフだろう。食べさせるための知恵の果実は、とっくのとうに完全に枯れ果てているとしても。
……失楽園がテーマで、林檎の要素を拾わないなんてことあるか?偏見かもしれないが、引っかかった。わざとらしく、枯れているとはいえ大木と共に出てきているところも気になる。
思考で疎かになる足元。俺に迫り来る小蛇の群れには、小さな玉が投げ込まれる。割れると、緑色の葉っぱがあたりに飛び散った。きゅるりと目を回し、次々と倒れる魔物たち。
「貴様ら……っ、余の毒草爆弾はどうだっ……!!」
水辺の付近、まだ草原が枯れていない場所まで避難していた少年が、パチンコ片手に威嚇していた。二発目、三発目とお見舞いしている。いつの間にそんなものを作ってたの!?天才だな。いつも思ってる。
蛇は俺たちのことを、愚かだの知恵なきだの宣っていた、けれど──
人は禁断の果実を食し、善悪の知識を得たという。裸体を恥ずかしいと思うような、知恵を得たのだという。
今、この木は枯れている。大地は干ばつにあったかのうようにひび割れ、とても生き物が生息できる環境じゃない。そりゃ、木は青々とした葉をつけないだろうし、実もならないだろう。枯れ草がその証だ。
「レメ、【水式】を使え!」
なら、水があれば?
もちろん植物の成長に必要なのは水だけじゃないが、とってつけたように水場に近いフィールド、枯れた大地。ヨーリアが今立つ水辺に近いところの草は、瑞々しく緑色に輝いたまま。
目をまん丸くした少年は、戸惑っていただろう。だって、自分の周りをほんのちょっとだけ湿らせることができる。彼のスキルレベルはそんなものだから、まるでこの場で役に立つように思えないだろう。
だけど俺の言葉を信じて、彼はうん!と大きく頷いた。
「【水式】!」
少年の高い声に呼応し、この世界は形を変える。
彼の半径20cmくらいの足元の枯れた草原はじんわりと濡れ、しっとりと色を変えた。
「みどり色になった……!!」
レメの言葉通り、青々とした緑色に。ひび割れていた大地も、水分を適切に含んだふかふかの土壌へと姿を変えている。
やっぱり。
枯れた木には水を。もちろん現実では、それだけで世界が蘇るわけないけれど、ゲームの中だもの。ある程度、分かりやすくするだろう。わざわざ湖の付近は、草が枯れていないなんてヒントも与えてくれていたのだ。突破口は自ずと見えるもの。
潤いを取り戻した地面からは、蛇は生えてこなかった。どころかその上では、小蛇の動きが僅かに鈍っているように見える。
「……レメはそのまま【水式】を使って辺りを走れ!ウカはその護衛、ヨーリアは湖から水を汲み上げて投げつけろ!」
三人が頷いたので、次はと彼の方へ振り向くとパシャンと水が弾けた。
「うん、聖水の方が効果は高いみたいだね。ボクは大丈夫だよ」
広範囲へどんどん水をまきながら、ソーリャはブンと手を振ってきた。理解が早いようで何より。
さて、戦闘中はSPで新しくスキルを獲得できない役立たずなプレイヤー、俺は……
「──【幻式】」
小蛇の周りにカル・アーデスタの幻を出現させる。噛み付かんと牙を向いた蛇は、別の蛇の首根を噛み締めた。
こうして、囮をして時間を稼ぐしかないだろう。やるぞ、腹が回復薬でタプタプとか、言ってる場合じゃねぇ!!
赤い血のような樹液に滅ぼされていた大地が、水を恵まれ次第に蘇っていく。子どもがスキルと共に走り回り、器用に即席で作った水爆弾を投げつけて、聖なる水が追い討ちのように地面を濡らす。
地面が茶色から緑色へと変われば変わるほど、魔物の攻勢は落ちてきた。蛇が生まれる速度はどんどんと落ち、動きも同様に精細を欠くしていく。
合わせて大蛇が巻き付く、中央に座する大木も姿を変えていた。葉の一枚も付けず、完全に枯れていた木はその枝に真っ白な葉をつけたのだ。一枚だけじゃない、どんどんどんどんとその数は増していく。
やがて大地が全て瑞々しく水滴を弾く緑に覆われた時、一つの真っ赤な果実が樹上に実った。
林檎だ。
やっぱりモチーフの中にあったのだ。そして果実が出現した途端である。ウカの料理の跡地の近くで(なおまだ火はついている。危ない。)走り疲れ膝をつき、ぜぇぜぇと荒い息を吐く少年を守るためにウカが払った刃が、小蛇を真に切り裂く。今までのような気絶じゃない。完全に真っ二つに切り裂き、赤い血を撒き散らしながら魔物の姿はさぁ……と消えた。HPバーを見ると、ごくごく僅かながら左へと動いている。
これが突破口か!俺が他の蛇を本で小突くと、同じく微妙に減っていく。
残念ながら、小蛇が消滅したのを見るや否や。凄まじい跳躍力をみせ、白い大蛇に斬りかかったウカの刃は、またパキンと弾かれたのだけど。
周りを蹴散らすのが先なのだろう。最初の頃の素早い噛みつきはなんだったのか。今じゃあのんびり考え事だって余裕な程、のろのろ近づいてくる蛇を叩き潰す。のだけれど、
「……ふむ、知恵持つヒトであったか」
大蛇は目を細め、ゆったりと幹に巻きつき嗤うばかり。HPバーは確実に減り始めているというのに、焦った様子は見られない。効いているはずなのに、嫌な予感がする。皆で小蛇を退治する──は、本当に正しいのか?
考えろ。虫の知らせは決して見逃すな。まだこれだけじゃない、はず。
蛇、蛇。あの林檎の実を、俺たちはまだ食べていない。食べるべきか、どうなんだ。
食べたら追放されて、この空間から逃げられるとか?他に神話には何があった。いや神話だけで本当に良いのだろうか?このゲーム独自の設定だって、あってもおかしくない。
小蛇をまた真っ黒な背表紙の本で叩き付けて、ふと固まる。
今見当たらない俺の本、その題名。突然出てきた蛇、レメは本を覗き込んでいた。今考えれば明らかに、俺の本から何かの事故で出てきたやつじゃないか、この蛇!!
真紅の魔石を冠する、真っ白なあの本の題名は『廻る知恵嗤う蛇』。知恵をつけることが良いことなのか、迷う名前である。だからこのことに気がついても、俺だけでは何も分からない。だって俺は、この本の中身をまだ読めていない。
だからこそ──
「……ソーリャ!」
「ん、なぁに?」
大きな杖でぽこんぽこんと敵を叩いてる少年に、大きな声で叫ぶ。
「俺の本、何かこの蛇に関することは書いていなかったか?!」
空色の目をくるっと丸くした彼は、蛇退治の手を止めてパタパタ駆け回る。えっと、えっとねと手を口元に寄せ慌てた調子。落ち着け、気持ちはわかるが。
「──あ……っ、蛇がへレス神聖古代帝国で暴れていたり、実際に滅ぼされた周辺国の記録が殆どだったよ!」
「滅ぼされた国の特徴は!?」
なんて、突然言われても困るのは分かるんだけどさ。今は聞くしかない。子供が入れる軽い一撃ですら、簡単に赤い血を撒き散らしながら消えていく小蛇に、やはりかなり嫌な予感。やっぱり、何か……
「……借り物の力にたよって、思考を止めていた!──と、貴様は言っていたな」
蛇を水に突き落とす攻撃をしていたヨーリアから、援護射撃が飛んでくる。さすが、本屋でよく一緒にいただけはあるな。読み聞かせていたのか。というか、なんて方法で倒してるんだこの子は!……効率は良いか?
しかし借り物の力とは。外付けで強くなる要素は、避けた方が良さそうである。それこそ知恵の果実のような。
見上げた樹上には輝く赤い実が──色褪せてないか?
真紅に輝いていたはずの果実は、いつのまにか白く濁り始めていた。白い大木に溶け込んでいくかのように、まるで血のような美しい赤はどんどん失われていた。
まさか。
ステータス画面を開いてみると想像通り。
賢さを表す数値に見慣れぬ補正がつき、勝手に伸びている。視界の端では振り払われた蛇が弾け、血が宙を舞い子供達に降り注ぐ。やられたっ!
「小蛇は林檎の代わりなのか……」
「──ほう、見抜いたか」
蛇は嗤う。
いつの間にか、従者の蛇の数はぐんと減っていた。どころか、もはや俺たちは不要とその場で勝手に自滅を始めている。その度に、ステータスの補正が上がった。まずい。だけどじゃあ、どうやって倒すのか。
あっ!と、ソーリャが声をあげる。
「蛇は大樹から離れない、はずだよ」
木──たしかに、蛇と林檎ばかりを気にしていたが、こんなに大きく主張している大木。もしや何かあるのか?確かにウカの最初の攻撃で、蛇と同様にバリアか何かで弾いていたけれど。
木は何に弱い。そんなの、火が真っ先に思いつくけれど。なんて連想ゲームをしていたら、その時に出た幻は火の玉だった。
その火は黄色だったり緑色だったり、青色だったりと幼いころ理科の実験で見たあの驚きの色。かつてあの町で、初めて子供のために使ったのと全く同じだった。
瞬間、全ての蛇が俺を睨みつけた。蛙のように、俺は固まる。パチンと、あっという間に幻は切れてしまった。実際に燃えるなんてことなどない、熱一つ感じられない俺の火はもうどこにもない。
のにも関わらず。
瞬間、自ら自死をしていたはずの小蛇が全て俺に牙を剥き、迫り始める。緑の芝生の上だというのに、その動きは当初のものと遜色ない。減ったとはいえ、全方向から全ての蛇が俺を敵視し、向かってくるのだ。
死ぬ──という確信。
だが、もう一つの確証。
「──火を放てっ!!」
全ての蛇に狙われた身として駆け出しながら、この場の誰かに向けて叫ぶ。視界の端では焚き火から炎を汲み上げ、大樹へと投擲をするレメの姿が見えた。
小蛇の群れに押し倒され覆われ、噛みつかれる。HPが急激に減っていく中で、でもきっと彼らなら残りは倒せるだろうと安心していた。
時にだ。
鋭い風。気が付いたら、俺は誰かの腕の中に攫われていた。視界に広がるのは真っ黒な髪の束、その隙間から覗く黄金に輝く左目。はっ……はっ……と小さく息が乱れている。
俺の体は宙へと攫われ、噛みついていた小蛇はずるりと大地へ落ちて行く。真っ白な大樹は燃えていた。
ボロボロの黒い羽が青空を舞う。
何度も千切ったような、痛々しい跡がそこら中に残る翼で少年──ウカは飛んでいた。きっと、死にかけていた俺を助けるためだけに。迫害の象徴たる黒い翼すら使って。異世界人だから、死んでも死なないなんて彼も分かっているだろうに。
俺の身体を抱える少年の腕には強い力が入り、僅かにカタリと震えているのが伝わってくる。
地上では炎に包まれ、大蛇は身体をうねらせながら一際大きな笑い声をあげていた。
「うつしみとて、我を破るかヒトの子よ!」
まるで痛快でたまらないかのように、倒して欲しかったかのように。いやきっと違う。
「ならばいずれ、真に我とこの樹を燃やしてみせよ」
にこりと笑ったのが、蛇なのに分かる。
「その時こそ、真の愉悦をもって歓待をしてやろう」
嗜虐をもって、遊んでやると。炎を投げつけトドメを刺したレメに、大蛇は告げたのだ。
しゅるりと、始まりの時と同じように草原に魔法陣が浮かぶ。怪しくキラリと光ったと思えば、瞬きの間も無く蛇も樹も、何もかも姿は消えていた。
後には火種が移りわずかに燃える草原と、散らばる書籍。地面にぺたりと座り込む三人と、彼らが見上げた視線の先にいる俺を抱えて黒い翼を大きく広げ、空を飛ぶウカ。
―イベント戦闘《楽園の蛇との邂逅》をクリアしました。
ー称号【失楽園 序章】を手に入れましたー
ー称号【●●の印】を手に入れましたー
クリア報酬:4,000M、楽園の蛇の契約紋、赤き果実の魔石、体力の指輪×2ー
なんとか、生き残れたのか。
EPが今後こそ本当に切れる!と警告を出しているのを横目に、俺は小さくため息をついた。
サンドイッチは勿体無いことに、とうにひっくり返っており、食べれるか怪しい(ゲームだしいけるか?)。ソーリャの本は傷ついているかもしれない。俺のあの真っ白な本も、同様に地に落ちていた。後で損傷を確認しないと。
皆、多少なりとも小蛇に噛みつかれボロボロ。俺も回復しないと、スリップダメージでそのうち死にそう。ウカは怪我こそ少ないが、たった今俺を救ってくれたこの黒い翼を三人へ晒してしまった。
完璧とは言えない。
だけど皆、生きてる。
本当に、皆が無事で良かった。
攻略ページより抜粋
【イベント戦闘《楽園の蛇との邂逅》について】
……楽園の蛇 ナハシュ(うつし)の攻略
三段階までを持つボスであり、三段階目まで突入すると実質的に攻略不可となるため、それまでに対応すること。
《一段階目》
本体の神樹、およびナハシュ(うつし)、召喚されるナハシュの従蛇の群れ、全てに対し攻撃不可。
従蛇の群れは初期時点で100匹湧く。
神樹から流れる樹液により大地が枯れるため、【水式】系統の水関連のスキルや、水場から水を汲み上げる等して、大地を甦らせること。
従蛇の群れは、攻撃することで10秒間動きを止める。
ただし大地が枯れている限り3匹/秒で無限湧きをするため、大地を甦らせることを先決すること。
《二段階目》
ナハシュ(うつし)には攻撃不可。
神樹、召喚されるナハシュの従蛇の群れには、攻撃が可能。
従蛇の群れを全て倒すまでに、神樹のHPを0にする必要がある。またこの間、従蛇の群れを倒す間は賢さにステータスボーナスが入り、100匹が1の補正に匹敵する。
神樹:【炎式】をはじめとした火系統のスキルや、火そのもの、または【大木斬り】をはじめとした斬撃系のスキルが特攻。それ以外では殆どダメージが入らない。
従蛇の群れ:全てのスキルが特攻。プレイヤーがステータスボーナスのカラクリに気がつく、一定時間が経過することで自動的に自滅を始める。
神樹への特攻となるスキルを使用した場合、一撃で仕留めない限り全ての従蛇のヘイトを買う。そのためタンク役が率先してスキルを使い誘導を行い、本命の魔法使いや剣士で攻撃することを推奨。
従蛇の群れが全て倒されると、三段階目に移行する。
《三段階目》
神樹への攻撃不可。
ナハシュ(うつし)への攻撃のみ可能。
二段階目でついた賢さのステータスボーナス分の値と同数が、マイナス補正として全てのステータスにつく(最低値は1)。
ナハシュ(うつし)は神樹の加護により全ての属性に対し【耐性+3】を持ち、かつレベルはパーティ内で最もレベルが高い冒険者+10となるため、攻略はかなり困難。
現実的に攻略を行う場合は、……




