if~極振りしたのが攻撃で戦士だったら~④
「は?」
突然の出来事にトーヤは驚きの声をもらした。
トーヤはまだ、ゴブリンをみたことがないが風貌からして上位種であることは明らかだった。
まだ気づかれていないのか、百以上はいろう魔物は一匹も襲ってこない。
「 あの依頼ってまさか、こういうこと?たちが悪すぎるだろ!つーかランクDってこんなのを相手にできんのかよ!」
この時のトーヤは知らないが答えは否である。
本来、この数を相手にする場合はランクC以上のパーティが複数ひつようである。
一人で相手をする場合は、大規模魔法を連発できる魔道師くらいのものである。
しかし、トーヤは例外である。
(これ倒したほうがいいのか?でも倒した場合、ここら一帯が更地になるしな...でも加減できるような相手じゃなさそうだし... どうしたものかね)
「キギャ!!」
「あ、気づかれた」
魔物の一匹がこちらに気づき、トーヤに襲い掛かっていった。その一匹に続き、何匹もトーヤに襲い掛かっていった。
「ったく、どうしろってんだよ!」
トーヤはバックステップで回避するも、攻撃が当たるのは時間の問題だということに気づき、
「もう手段を選んでられねーな!」
トーヤは剣を抜き、思いきり降り下ろした。
剣は地面をも斬り、衝撃波で地割れを引き起こした。
多くの魔物は地割れに呑まれ消滅した。
残った魔物はその威力に怯え、震えていた。
「さーて、どうしますかね」
トーヤは一歩、前に踏み出すとそれに合わせて魔物は後退した。
「こりゃちょっと時間がかかりそうだな」
一時間ほどてトーヤはすべての魔物を倒した。
「殲滅したはいいが...ちと、やり過ぎたな」
トーヤが立っていたそこには、またもや森がなくなっていた。
そこは歴戦の跡地のように地面には無数のクレーターがあり、至るところ地割れを引き起こしていた。
「殲滅したおかげでレベル43まであがったが、そんなのどうでもいいんだよな」
今回の件で森が消えた原因がトーヤであることがギルドにバレるのは時間の問題だった。
(もしもバレたらどうなる?...まぁ、間違いなく捕まるよな。そこでちょっと抵抗したら警備員的な人を殺してしまいそうだし...)
そしてトーヤは一つの答えにたどり着いた。
「じゃあ、バレる前に旅に出ますか」
トーヤは沈む太陽で方角を計算し、
「たしかここは西の森だった場所だから、東に行くと街があるんだろうな。じゃあ、北に向かいますか」
トーヤはいく宛もなく、ただ適当に歩き始めた。
(あーあ、旅の仲間が欲しかったんだけど仕方ないよな。こんなんじゃ仲間は当分無理だな)
はい、ここでifは一旦終了です
次からは二章に入ります
次の更新は木曜かな!?




