表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女召喚されたけどハロウィンの仮装をしてたので魔女と間違えられました  作者: 葉月秋子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

13/138

聖女 12 聖女伝説

12



 聖女を輩出する国


『この世界には魔物が出る。

 あちこちに瘴気の吹き溜まりがあり、その近辺の生き物が魔に染まるのだ。

 魔は人の手で倒せるが、原因の瘴気は聖女の力で浄化しなければ止まらない。


 瘴気は数十年と言う長いサイクルで、増えたり減ったりする。

 瘴気が強まり、魔が溢れ、人々の嘆きが天に届く時、ナンドールに聖女が顕現し、聖騎士団を率いて諸国をめぐり、瘴気を払い人々を守る。

 昔からそういう事になっとるそうだ』


「顕現ねーえ、なんて都合のいい言葉だこと。

 召喚のために大量殺人したくせに。

 いきなり人を呼びつけて、ギフトとやらを押し付けて。

 聖女に祭り上げてこき使って、周りの国に恩を売ろうってわけね」


『まったく、お前様は、また身も蓋もない言い方を。

 まあ、そのとおりじやが』


「それで?その昔の聖女って、浄化の仕事を済ませたら元の世界に戻れたの?

 役目が終わったら、戻してくれたの?」


『ふむ・・・そこまでは載っておらんのう』


 ちっ・・・役に立たない百科辞典だわ・・・。


 召喚の術を行った、この国の魔導師に聞くしかないのか。

 もっとも、こんな呼びつけ方をする国じゃ、元から使い捨てにされると見といたほうがいい。

 帰るのにも百人の命がいる、なんてことだったら、どうしよう・・・。


 とんがり帽子と話し合っていると、頭の中にもう一つの声。

 と、同時に、ヨミが言った。


【未確認人物、接近中】

「誰か来た」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ