10話 用語1
「鬼姫」
主人公。
転生者。
和装を着こんだ外見12歳位の少女であるが中身は19歳男性。転生前は大学に通っていた。
この世界に持ち込めた要素の一つである武器"聖炎護手"と"聖炎護腕"には発顕時パワードスーツ状態にあり、肩から指先に至るまで常時アシストされている。実はそのアシストは強力でそうそう力負けしない。そのくせ盗難の心配をしなくていいという強武器と化している。
まあまあ露出のある防具を着けており、当然素肌の部分に防具の防御力は適応されない。
当たり前だよなぁ?
スキルの"狂鬼乱舞"は対象の狂化状態を一段階進める代わりに全ステータスが上がるというもの。狂化が進行すると精神に負荷が掛かるので、鬼姫がやった、相手にスキルをいっぱい掛けて直ぐに解除するというのは、ステータスアップは無くなるのに対して精神の莫大な負荷は残ったままになるのでかなりえげつない使い方である。実は自分にも掛けられるスキルなのだが鬼姫は知らない。
腕力限定で超剛力、若さゆえの動体視力の良さ、攻撃にもバフにも使えるスキル、エグいことも臆せず実行する思いきりの良さ、という点から一緒に転生した三人の中で一番の戦闘センスを誇る。
「キャメロット」
転生者。
装飾された白銀の全身鎧の女。鎧の下はスタイルの良い長い金髪の美女であるが、鎧は滅多に脱がない。(何故なら下に何も着てないから)兜はたまに外すことがある。中の人は27歳男性。生前は大手企業の社員だった。
武器から防具は"神聖滅悪"シリーズで外見は揃えてあり、威圧感は中々の物。武器スキルの"殺身聖仁"は自分のHPを任意の相手に移動させるという効果がある。その効果を存分に生かすためにHPは低いが防御力は高いユニットを使っていた。具体的には鎧を着けた人間系統。
一切肌の露出が無いので防御力はかな― りのものであるが、人を傷付けるのが苦手であり、魔物相手でも手が鈍る。三人の中では一番弱いが、なにかと頼りになる優しいお姉さん。
「マッド爺」
転生者。
しわしわのお爺ちゃん。中身は23歳の会社員。三人の中では唯一転生前と性別が一致する珍しい人。
怪しげなローブに怪しげな杖を装備。スキルの"一騎当千"は攻撃時に相手に与えたダメージの十分の一を吸収する効果を付与する効果がある。本人にも使えるのでスキルを使って囲んで叩くだけの戦法でもかなり有用。
相手が人であっても犯罪者なら容赦なく殴打する性格。だが異常な性格というわけではなく、自分の身を守る為に最善を尽くしているだけである。
杖で殴るだけが攻撃手段なので弱いと思われがちだが、ドレイン付与してノーガードで殴り続けるというのは、硬いローブの防御力も相まって中々に戦える。
「ジェレミ」
現地人。
かなり凄腕の冒険者で階級は上から二番目、上級冒険者。"神眼"というカッコいい仇名がある。
装備は使い込まれた革鎧とマントで、片手剣を使用。ある程度の距離ならば相手が隠れていても見抜くことが出来る特技がある。強い。
商人のエミュと雇われの関係にある。
「エミュ・スパイア」
現地人。
各地に支店を構える商店の主。お金持ちだがかなり栄養を溜め込んでおり、戦闘は出来ない。魔裂晶を用いた自衛なら可能。
経営する店の名前はスパイア商店。冒険者のジェレミと雇い主の関係にある。




