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走れゲロス

最終エピソード掲載日:2026/07/14
昨夜、「軽く一杯」のはずだった。

気が付けば見知らぬ路地裏。頭は割れそうに痛く、胃は反乱を起こし、記憶は消失。それでも親友・セリヌンティウスとの約束だけは守らなければならない。

正午までにたどり着かなければ、親友の人生は終わる。

だが立ち上がるたびに吐き、走るたびに吐き、水を飲んでも吐く。

※本作品は「カクヨム」にも掲載しています。

警官に止められ、通行人に避けられ、それでもゲロスは走る。

友情のために。

約束のために。

そして、ここまで吐いたのだから今さら引き返せないという、妙な意地のために。

これは名作『走れメロス』への敬意を込めた、全力でくだらないパロディ。

友情は本物。

胃袋は限界。

果たしてゲロスは、最後まで走り切ることができるのか――。

※本作品は「カクヨム」にも掲載しています。
友情と胃酸の物語
2026/07/14 20:17
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