清明様の憂鬱特別篇青龍と天使 ㊶
「あとね レグが死んだのは砂漠じゃ イスラムにもシャイターンと言う悪魔がいて
これは誘惑するらしいのよ だったらお前のクララも説明がつくじゃろう」
「あ何だっけ クララって・・・」
「お前 後ろ」
振り返ると「きよええええええー」と言う叫びが聞こえて水色の服のガキが突っ込んできたので
すかさず首をはねてやった
狐は本から目を離さず
「これは重要じゃないな 問題はそのランバートと言う殺人鬼が 約30年ごとに乗り移って犯罪をして
いる これは天使さんも含めて話し合おう わしもつかれた」
「ああひと眠りしよう」
寝室に入るとレグが薄く目を開けた
「ねむれないのか?」
「気になって作戦は決まったのか?」
青龍は一人で布団に入りながら言った 「ああ 俺とあいつで戦う」
「二人だけで」レグが急に起き上がったので「大丈夫だから」と言って寝かしてやった
「本当になんでこんなに親切にしてくれるんだ」
青龍にも説明がつかなかった
強烈で究極的で立場は完全に違っている不完全なつながり
明確なのはもうすぐどこか遠くに行ってしまうことだけがわかりきってる
それでもこの友人が戦場で硬い枕で眠ったり 狐が寒い寒いと言っていたあの真っ暗な岩の山で
震えながら一人で眠る姿は我慢できなかった
天国にいったら清潔な場所で守ってもらえるだろう
「とにかく眠ろう 疲れたろう?」と言うと 自分をじっと見たので「何」と言うと
「君のほうが天使にふさわしいんじゃないか?」 といって髪を撫でた




