↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コトルー王国物語【完結保証】  作者: 三川三山
第1章 『平凡だが、偉大な者たち』
PR
11/39

第10-1話 『転勤辞令』

フラン共和国へマーガレット皇女たちが旅立ってから、約一か月。


コトルー王国に、ついに救援物資の要請が届いた。


「とりあえず、馬車三十台分の物資を送る必要がある。」


アルフォンス王は静かに言った。


「そして――その護衛騎士たちのリーダーは、ゴードンとモーガン。二人に頼みたい。」


ゴードンは驚いた。


「俺たちが……?」


「ああ。しばらくの間、マーガレットとエリオットたちの国の再建を騎士たちとともに手伝ってあげてほしい。」


アルフォンス王は、ゴードンの胸の奥にしまわれた“シャルロットへの想い”を知っていた。


だからこそ――


「新しい土地で、新しい出会いをして……幸せになってほしいんだ。」


ゴードンは苦笑した。


「もし俺が嫌だって言ったら?」


アルフォンス王は肩をすくめた。


「エリザベス皇女を封印した咎で、フラン共和国へ追放しちゃうよー。」


「ひどいな!」


二人は笑い合い、抱きしめ合った。


翌日――ゴードンとモーガンは救援物資とともにフラン共和国へ旅立った。


旅の途中で、魚介類の鮮度を保つために氷魔法を何度かかけなおした。


二人の新しい人生が、静かに始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。