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成森学園高等部生徒会長 片桐 慎二は頭を抱えて思わず呟く。
「マジで副どこ行った…!!」
眉目秀麗才色兼備。完璧と言われる副会長 三浦 司にはある欠点があった。
「…ここは何処なんでしょう?」
極度の方向オンチな愛され副会長のお話。
初投稿です。拙い文章ですがこれからお願いします。
成森学園生徒会室―高等部生徒会長 片桐 和真は頭を抱えていた。
某ランキングで堂々と一位を取るほどの美貌の眉間には皺がより、一層迫力が増している。
「…すまない。目を離さないようにはしていたのだが…。」
男らしい精悍な顔立ちに申し訳なさそうな表情を浮かべているのは書記の佐久間 慎二。生徒会唯一の三年である。
そんな佐久間に近付く甘い顔立ちをした少年―会計の宮前 悟は肩をポンと叩く。
「しょうがないですよー。ふくかいちょーのアレは一種の才能なんですからー。俺達にはどうしよーもないですってー。」
ねぇ?かいちょー。と会長席の方を振り返るとそこには誰もいない。
「あれ?」
「片桐なら捜しに出たぞ。」
「いつの間に!!」
生徒会室を出た片桐は足早に廊下を歩く。
風紀にも親衛隊にも連絡した。
恐らく直ぐに見つかる筈だが、やはりイライラは募る。
…何だか最近は胃も痛い気がする。
無意識の内に胃を擦りながら思わず呟く。
「マジで副どこ行った…!!」
成森学園生徒会副会長 三浦 司は大変優秀な生徒である。
素行はもちろん、成績はいつも10位以内であり、親衛隊の規模も学内で2番目の大きさを誇る。
…しかし、そんな彼にも欠点があった。
~学内某所~
「…おや?」
彼はそれまで動かしていた足を止めた。
ハニーブラウンの髪を風に揺らす見目麗しいその人―副会長 三浦 司はゆっくりと辺りを見渡す。
「…?」
右を見ると森。
左を見ても森。
どこを見ても森である。
「ついさっきまで、私は会長達と生徒会室へ向かっていたはずなんですが…。」
パチパチと目をしばたかせ、首を傾げる。
「…ここは何処なんでしょう?」
―生徒会副会長 三浦 司。
―彼の唯一の欠点は、
―極度の方向オンチである。
初投稿です。拙い文章ですがこれからお願いします。




