257話/陥落
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元「………。」
(ヤッべ…完全に捕まった…。連邦…軍…?なるほど、地下に籠もってた間に色々変わったんだな。絶望的過ぎる状況は変わってないが)
ヴァルター少尉「お前、何処の軍閥だ?帝都軍か?」
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ヴァルター少尉
連邦軍に所属する将校
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元「帝都軍…?王都ではなく…?」
ヴァルター少尉「??王都は滅んだぞ?」
元「え…?」
ー「本当か?本当に滅んだのか?」
ヴァルター少尉「あぁ。この目で王都軍旗が切り落とされた所を見たからな。まぁ⬛⬛とヴァルキリー王の行方は分からなかったがな。」
元「王都は滅んだのか。」
ヴァルター少尉「そうだな、そしてその亡命政府が帝都だ。分裂しているがな」
元「そうか。それで俺が王都に所属しているかどうか聞きたいと?」
ヴァルター少尉「そうだな。とはいえど、別に王都側でも無いだろ、お前。」
元「そうだな。放浪者だしな。」
ヴァルター少尉「まぁ、構わん。連邦軍に来るのであれば来い。来ないにしても、此処にいるのは死ぬだけだぞ」
ー「そうだな、連れて行ってもらおう。頼む」
ヴァルター少尉「分かった。ちょうど拠点が近くにあるから、そこまで歩けるか?」
元「あぁ。」
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元「そう言えば今の情勢ってどうなっているんだ?」
ヴァルター少尉「王都を占領する連邦軍。5つの勢力に分裂した聯合軍。統一戦争が始まった帝都、だな。」
元「この大戦は何時ぐらいに終わるんだ?」
ヴァルター少尉「分からねぇな。連邦軍としては、一番の敵である王都を陥落させたから、どうでもいいんだけどな。だが帝都軍は放っておけないんだよな。」
元「そうなのか?弱体化してるなら別に脅威じゃ無いのでは?」
ヴァルター少尉「いや違う。奴らが掲げているイデオロギーが脅威なんだ。」
元「どんな?」
ヴァルター少尉「⬛⬛⬛⬛⬛⬛の建築。表向きはな。」
元「その言い方だと、別の目標もあるって事か?」
ヴァルター少尉「………。そうだな、有ると予測する事が出来る。と言う事だ。まだ決まった訳では無いけどな。」
元「それは?」
ヴァルター少尉「さぁな。深いところまでは分からねぇよ。」
(分かりたくも無いがな。)




