14話/厄災能力
俺らは、次の村に向かっていた…
元「特に何も無さそうだな」
レン「これを見て…何も…無いと言えるのか…」
リン「そうね…かれこれ…3日は続けて歩いているわ…」
そこには疲弊しまくった二人の姿があった…
リン「どうして、元はあまり疲れてないのよ…」
元「うーん、慣れ?」
レン「慣れてどうこうの話じゃないだろ…」
元「まぁ、3日ノンストップで来たから、もう今日には村に着くぞ」
リン「後、何時間?」
元「うーん、3時間?」
レン「鬼かッ!貴様はッ!」
まぁ、そんな事を言いながら、村に着いた
〜
リン「良かった〜ここは潰れてないわね」
元「結構、早かったな」
レン「そんな事より、食料を…3日ノンストップのせいでまともに食ってねぇからな…」
元「まぁ、分かった分かった。今日は休もうぜ」
ソラ「客か?珍しいな…この時期に」
元「誰だ?」
ソラ「まぁ、この村の村人って所だ。それよりも、よく来たな。要件は襲撃だろ」
三人「っ!!」
元「何で、分かるんだ?」
ソラ「有名だからな、魔術連盟が⬜⬜を使って、ある能力者を探してるって事」
レン「能力者?」
元「5大能力とかか?」
ソラ「それも強力だが、また別の能力だ」
リン「どんなの?」
ソラ「ロードって言う能力だな。セーブを持って居る能力者がセーブをした所まで巻き戻すことが出来るって能力だ」
元「いいのか?それを話してよ?」
ソラ「構わん。むしろ魔術連盟から言えって出てるぐらいだからな」
レン「で、そのセーブやらロードやらの能力ってどんな系統なんだ?」
ソラ「厄災能力って言われているな。どんな能力でも使えば世界を必ず変える能力だからな、魔術など持っても意味が無い」
リン「それは、魔術連盟は何が目的なの?」
ソラ「さあな、そこまではまだ情報が出回ってない。だかな、今分かっているのは、いつでも世界を戻す能力者が世界に居るって事だ。そうなれば、いつか勝手に世界崩壊をするときが来るかもしれん。そうなる前にそいつらを止められたらなぁ…」
〜
元「どうする?あの話」
レン「見逃しは出来ねえだろ。俺達の村を壊した犯人、何ならそいつらが考えてるのは分からんが、世界を塗り替える事が出来るのは確か何だ。放ってちゃ出来ねえ」
リン「とりあえず、魔術連盟に行きましょうか。一番それが早いわ」
元「そうだな、今日は情報を得れただけでもマシだぜ」
???「その情報がこれ以上世に回るかは分からんけどな?」
元「なっ…!」