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ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


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18年6月14日号『動機が見えない』

貴重なお時間を割いてまで、


このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。



ようやく習慣が体に染みついてきたようで、


書籍を手に取ることに拒絶反応が起こりにくくなってきました。


作品が短く短時間で読み切れる作品から始めてみようと、


星 新一さんのショートショートを手にしたのが、好循環を促しているようです。


流石に1日で1冊を読破するのは無理があるのですが、


活字の世界に飛び込むのを躊躇しなくなったのは良かったように感じます。


【書くために読む】というのは、


小説作品を書きあぐねている逸般人が、


打開策を求めて乱読したHowto本に書かれていたのを丸呑みしているのですが、


読めば読むほど、その難しさに直面してしまうパターンが良くありまして、


本日はそんなお話をお届けしましょう。


シリアス路線に振れますが、お付き合いいただければ僥倖です。



【異世界であらずんば、ラノベに非ず】


【平家物語】の一部をパロディ化すれば、こんな感じになるでしょうか…


ここから作家を目指すには、先ずはそれを通らなければならない雰囲気がありますが、


逸般人が現在拝読させていただいているのは、


それとは毛並みの異なる作品になっておりまして、


内田春菊さんや江國香織さん等、現代社会が舞台となっている作品を手に取っています。


先程も江國香織さんの作品を1度読み終えたのですが、


最初はバラバラだったピースが読み進めていく毎にカチッ・カチッと収まって、


終盤になると1枚の絵となって組み上がっていく様子は、


「これこそ、お金を払ってでも読みたくなる小説だよなぁ…」と感服し、


無駄文が本当に無駄文である事態を悟るのに十二分な印象を与えてくれます。


その凄みに圧倒される一方で、妙に腑に落ちない点があります。


それが作品の顔となっている【タイトル】の部分。


作品の内容に沿ったタイトルを吟味に吟味を重ねるのですから、


そこに書かれた方の作品に対する意図が透けて見えるような言葉を置きます。


ライトノベル作品のタイトルが、妙に冗長に映ってしまうのは、


セールスポイントが短く出来ないことによる苦肉の策の表れなのでしょう。


(それを更に短く表現する方々のセンスの良さには驚かされます)


ですが、拝読した作品のタイトルには、


「えっ?これにした理由がよく分からないんですけど…」と疑問を覚えるのです。


改めてタイトルを使った文章を探しますと、


出てきたのはほんの些細な1ページの短い一文に1度だけ。


これだけを拾い上げてタイトルへと昇華させた動機が良く見えないのです。


確かにタイトルは本の顔とは言え、中身を(つぶさ)に説明する必要はありません。


逸般人の場合は、


メモをした中にありました作者の名前の作品から無作為に手に取りましたので、


タイトル云々は二の次でしたが、


合致のしどころが掴めないと、首を捻りつつ読んでしまうので、


中々物語が頭に入ってこなくなってしまうのです。

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