26年7月5日号『これだけのために?』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
支払いを済ませた後でも
ふつふつ沸き上がってくる理不尽は
時間が解決してくれるでしょうか?
今年から新たに課税された森林税、
当初は県の70%は森林地帯で
林業に携わる方へ
支えの一助になるだろうと
憤懣の矛を収めたのですが、
初回支払額が10,000円と
その額をどう感じるかは
個々の了見に委ねられ、
逸般人の捉え方が
市井とズレているかもしれませんが、
この額は流石に大きいと
コンビニのスタンプが
捺された領収書を手に
重いため息を落とします。
閑話休題……
たった1つの機能のために
お金を支払うのは
何だか勿体ない気がするのは、
逸般人の貧乏性が影響しています。
例えば電気シェーバー。
入院中で更にパーキンソン症による
身体の振戦の影響で
指先の細かな作業が難しくなると
いくら素肌に優しくとも
T字のカミソリを手に
ヒゲを剃るのは危険極まりなく、
安全面を危惧して購入します。
家電量販店で物色すると
価格帯はピンからキリまで、
特にピンに至っては
数万円レベルの逸品まで
取り揃えられており、
ヒゲを剃るためだけに
それだけの額をポンと出せる
金銭感覚は理解が乏しく、
高額を支払おうと感じる条件は
色々な機能が搭載された逸品が
基本線となるようです。
それでも購入を迷うのは、
それだけ魅力的な要因が
揃っているというわけでして、
月に1度、ふらっと立ち寄る
ユーズドショップ
(以前、量販店で売られている
ボトムスの丈は私にとっては
若干短いと首を捻った際に、
輸入古着のコーナーに
ぴったりのものがあったと
喜んだのを無駄文に綴ったのと
同じお店)で
雑多に並ぶ商品棚の中から
電気で動く草刈り機を見つけます。
ホームセンターで売られていたり、
通信販売で紹介される商品と
比べますと、コンパクトですが、
小さいということは小回りが利き、
更にアタッチメントを変えれば
一雨ごとに太く枝葉を伸ばす
木を伐り落とすのに便利。
しかも電池式で
別に燃料は必要ない上に、
何と1,100円というお値打ち価格。
安かろう悪かろうの可能性は
否めずとも1万円はくだらない
ラインナップに
肩を落とすぐらいなら
手に入れた方がいいんじゃ?と
思わぬ誘惑に心がグラつきます。
確かに1度は使うでしょうし、
その便利さを大いに
味わうことは間違いないですが、
問題は使った後、
個人宅の草刈りは
年に1度やればあとは
除草剤を撒けばある程度防げ、
次の機会が巡ってくるのは
早くて半年、長くなると
年に1度しか使わない恐れもある
草刈り機に1,100円支払うのは
理に適っているのか……
しかも、見つけた時は
街ブラの最中で
これを買うとなると、
中断して帰宅しなくてはならず、
上り一辺倒の帰路を
30分以上かけて引き返すのは
得策とは思えず
その場は断念したのですが、
記憶に未練として
残っているということは
除草剤の効き目があっても
ほんの一時的で
更に伸びてきた雑草に
頭を掻いているからなのでしょう。
後刻、晴れの日を狙って
買う意欲を固めてはいますが、
チャンスの神様は前髪だけ。
買いそびれて頭を掻く
逸般人の姿が容易に想像できて
頭を掻いています。




