26年5月4日号『再会の時、徐々に短く』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
やたらと風が強く、
それと共に肌寒い日が続きます。
中年のオッサンレベルですと、
「おお寒……」の一言でしょうが、
女性、特に粧し込んだ方にとって、
折角の髪型が風にあおられて
台無しになり、直すのに
時間がかかった経験をお持ちの方も
多くおられるとか……
そのご苦労、心中お察しいたします。
閑話休題……
去年の大阪万博の最寄り駅で
夢洲駅まで延伸した地下鉄中央線は
学園奈良登美ヶ丘駅間を結び、
地下鉄で行ける路線もありますが、
奈良から電車で県外に出るには
近鉄かJRと相場が決まっています。
大阪・京都・三重と
2府1県と隣接している中でも
やはり大阪に出られる方が
他を圧倒していると言っても
過言ではないでしょう。
かく言う私も
高校3年間を越境で通った身。
起床時間は6時、
7時前に家を出ないと
8時30分のチャイムに間に合わず、
当時深夜アニラジの沼に
どっぷり漬かり込んだ時期で、
金土日の平均睡眠時間は
4時間半確保できればよく、
加えて週休2日が施行される前で
土曜日も学校がありますと、
金曜日の深夜はラテ欄通りの
放送を熱望するのですが、
そこに立ちはだかるのが
雨や延長戦による
プロ野球中継の延長。
ひどい時には延びに延びて
午前5時を過ぎて放送が無くなり、
ほぼ徹夜状態で
学校に行った覚えもあります。
高校から離れて
4半世紀を超えましたが、
大阪に出る際に乗る電車の車窓から
校舎を臨むことができ、
再会を静かに喜ぶわけですが、
奈良や京都とは勝手が違うのが大阪。
特に中心部は雨後の筍を
思わせる高層ビルの乱立で自分が
何処にいるのかわからなくなる。
梅田の地下街は
ダンジョンと呼ばれているのは
有名な所でしょう。
母校は大阪でも郊外で、
一部12階建ての校舎は
その地域では頭1つどころか
2つも3つも抜きん出た高さは
抜群の存在感を放っていましたが、
日本でも最も狭い都道府県の
一角に名を連ねるとあって、
地域の発展は高さを利用するのが
効率的なのは言うまでもなく、
暫く見ないうちに新しい高層の
建物がにょきにょき生えてきます。
そうなりますと視界が遮られて
再会の時間が短くなっていく。
時の流れは残酷と言いますが、
それは人間に限ったことではないと
痛感した1日になりました。
(しかし……
卒業生のことを男性はOB・
女性はOGと呼ばれますが、
【Old Boy】でOB、
【Old Girl】でOG、
45にもなってBoyと呼ばれるのは
中々に気恥ずかしい思いになり、
何か別の言い方はできないかなと
苦笑いを浮かべたのは事実)




