表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほんじつのむだぶん  作者: 摩耶


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

2894/3567

24年5月26日号『これでいいのか』

 貴重なお時間を割いて、

無駄文に目を通してくださいまして、

誠にありがとうございます。


 雄弁は銀、沈黙は金。

そんな諺は既に前世紀の遺物であり、

今世紀のトレンドは

沈黙はガラス、雄弁こそダイヤと

立場が逆転している傾向がある。

その象徴として出てきたのが

Youtuber・Vtuberといった

動画配信者の続出と言えるでしょう。


よく一場面を切り抜かれた

1分程度の動画が紹介されますが、

その1分だけで性に関する

過激なコメントを明け透けに

仰られる方の多い事多い事。

しかも、登録者数の少ない方が

いち早く収益化を目指そうとして

耳目を惹きつけていると思いきや、

長年上位数%の地位を確保され

若干の変動があっても

鷹揚に構えていられるはずの

大手配信者の方が未だに明け透けな

放言に熱狂されるマジョリティーが

おられる一方で

思わず「ええぇ……」と蛙化現象を

引き起こされるマイノリティーも

必ず存在すると思われます。

まぁ、少数減ったとて

それ以上の多数が加入するので

痛痒にも感じないとは思いますが、

以前、各界で「横綱の品位が……」と

知識人の方々が眉を曇らせるのが

定例になっていた時期もありますが、

似たような感覚を知識人でもない

逸般人が追体験するとは……

浮世離れ感がひしひし感じられます。


 一見、未成年じゃない?と

錯覚する幼さを残す立ち姿でも

所謂、中の人と呼ばれる方が

20歳を迎えますと、競馬も出来ます。

そして今日は年に1度の

競馬の祭典日本ダービー。

通でなくともこのレースと

年末の有馬記念だけは

馬券を買おうとされる方も増えます。


一人で見るより、

仲間と見る方が猶更楽しい。

動画配信で生計を立てられる方なら

同じ映像をオンタイムで見ていても

配信者の背後には同接視聴者が

数千人なんてザラにいます。


テレビよりも自由が利くのがネット。

その中で耳目を惹きつけるには

兎にも角にも過激さが求められる。

視聴者が求められる物を見せるのが

プロの動画配信者と定義するなら

競馬となったらどうなるか……

最も分かりやすいのは賭け額。

馬券を的中して手にした配当金は

一時所得で50万円を超えますと

確定申告の際に申告しなくては、

申告漏れになり

法外な額の支払いを請求される。

高額的中で浮かれて自慢したが最後、

国税庁の鋭い目が光ります。


少し話が逸れました。

黙れる所得額に制限はあれど、

賭ける額は胸先三寸の青天井。

過激路線に振り切りますと

「貰った投げ銭を

 1番人気の馬にオールイン!」と

大風呂敷を広げ、集まった

数百万円をそのまま賭ければ

配信者・視聴者共々盛り上がれます。


しかし、勝てるのは1割で大半は

負けるのがギャンブルの鉄則。

大枚を叩こうが負ければ0円。

馬券が紙屑になるのに

賭け額の多寡は関係ありません。

そうやって真っ白になっていると、

的中した配信者の方々や

視聴者の方々から

「これで何かが食べて元気出して」

と投げ銭が次々と集まって負け額を

全て補填するとまでは言いませんが、

結構な額の集まっていく様子に

これでいいのかと

若干の不愉快さを覚えるのです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ