22年8月8日号『パチパチのカラクリ』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
今でこそ色々な習い事があり、
お子さんの中には
週7でスケジュールが組まれ、
放課後の方が多忙な方もおられます。
一言で習い事と言っても
多岐に亘りますが、ありとあらゆる
習い事を網羅させるにも
相当な月謝がかかりますし、
それが年間ともなりますと
親ガチャで特等を引くのが
必要最低条件に組み込まれます。
私が幼い頃はそれほど
習い事が充実していませんでしたし、
奈良の片田舎となりますと
そもそも機会が限られている中、
公文式や通信教育講座などが
主流になっていたと思います。
逸般人が通ったのがそろばん教室。
今となっては通信機器に
電卓が組み込まれて
既に形骸化されていますし、
プログラミングの基礎で
電卓の作り方が紹介されますから
小学生でも簡単に作れます。
そんな今日はそろばんの日。
そろばんの珠を弾く音が
パチパチと聞こえる事から
そこに数字を充てた記念日で、
遠い記憶からその音を思い起こすと
ささくれだった心中が
静かに鎮まっていく心地になります。
当時、珠算・暗算の試験内容は
乗算(掛け算)・除算(割り算)
見取算の3種類。
級が上になりますと、その上に
伝票を捲って計算する伝票算の
合計点数で合否を判定します。
満遍なく点を取るのが理想ですが、
得意と苦手を熟知しておくと、
仮に苦手な部分でしくじったとて、
得意な部分で挽回できると
気分も楽になれます。
その考えが最も効果的なのが競技会。
試験は1科目20問で形成されますが、
競技会のそれは確か10分で60問と
取れるだけ取らなければ
上位に食い込むのも難しくなります。
逸般人も1度入賞を果たして
表彰された事がありますが、
それに大きく寄与した得点源が除算。
難易度上での差分はありませんが、
見方を変えれば嵩に懸かれます。
それが除算は必ず割り切れる点。
数字を減らして残った数に
割る数を照らし合わせますと、
恐らく割れる数が想定できるので、
わざわざ計算しなくても
答えを書けるので1問にかけられる
時間が短いぶん、解ける問題数が
増えれば得点も自ずと増えます。
出題者側の趣旨から外れて
申し訳ない気持ちになりますが、
これも見方を変えてみます。
乗算と除算は対になっており、
例えば65×47=3055と出てきますが
それを返すと3055÷65=47。
という事は
適当な数字×適当な数字を出して
それを返せば除算の出来上がり。
出題者側も十分楽をしている。
今思い返すと同情しなくても
良かったかと思い直すのです。




