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囚われのアリシア~私にだって意地がある!~  作者: ホマージュ
第三章 貿易港国コルトバッツ
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アフターフェスティバル ②

あんまり進まないんで、

鬼の所業を思い付いてしまった。


こっち(アリシア)はサブストーリーだけどジードとか、色々な視点のがあるし、

メインとサブ、まとめてくっつけちゃおうか!


それならコピペで済むし、

ハハハ( ´∀`)ハハハ


とりあえずやってみます(笑)

やってみて「ないな」って思ったら途中から無しにします。


「謝れよ。」


そう言って自分よりも体格の大きい私に対して冷たくいい放つのはシンディだ。



あれ?おかしいな?



という感情を圧し殺して謝る。


「ごめ、ごめん……さい」


どうして謝っているのかもちょっとよくわからないけれど。


「あんたの所為で客にガン飛ばされたんだけど。」


んー、おかしいな?


とよく思うのだが……


そもそもプールの掃除を割り振られていたのは私とシンディ、そして先輩のゼティスさんだ。

ゼティスさんはいつも給湯室で休んでいて、特に怒ってきたりしないけど、

シンディは別だ。


同じ仕事を割り振られていた、のに仕事をしてくれない。


今に至っては何故だか謝らせてくる。



頭のなかではいつも 仕方ない、仕方ない。

心の中 我慢だ、我慢。


ずっと我慢をしてきた。

何のため?

そんなの決まってる、生きるためだ。

特に全身が獣の姿のままの獣人は待遇が決まって悪い。

この職場でも働かせてもらっているのが奇跡と言ってもいい。

接客業であるから全身毛で覆われた私は客前に出ることは許されていない。

抜け毛がどうの、といつも非難されるからだ。

客室にも入ったことはない。

いつもの仕事は広いプールの掃除と、ボイラー室の点検、清掃だ。


そうだ。

そうなんだ。

仕方ない、仕方ないんだ。


シンディも、ゼティスさんも他にも仕事があるなかでプール掃除とかをさせられているんだ。


だったらその分、自分に出来る範囲でいい。

周りに負担を掛けずに頑張ろうではないか。



だから頑張る。

ちょっとくらいイヤミ言われるのがなんだ!

みんなもっと大変なのに、

私がこんなでへこたれてたらいけない。



もっと、頑張らなくちゃ!




そして私は裏方で出来る範囲で、

周りを見ながら頑張った。



皆の休憩時間にしっかりと休めるように

頻繁に掃除をし、

お茶をすぐ飲めるように予め湯を沸かしておいた。



皆の笑顔が少し増えた気がして、

ちゃんと役に立ててる実感がまた自分を駆り立てた。



がんばろう。

お客さんも従業員の皆も、

もっともっと笑顔が見える、

明るい空間にするために



がんばろう。



そう思っていた矢先だった。





「……解雇だ。」


「え?」


オーナーは既にそっぽを向いて新聞を読んでいる?


「えと、あの……」


「また言わせるつもりか?」


「えと、なんで……?」


「自分でもわかっているだろ」


「わか、らない……なんで」


「うるさいな!従業員から不満の声がでているんだ!!いいからさっさとでてけ!!」


どうして?


頭の中がぐちゃぐちゃ。

でも荷物を片付けなきゃ……


ボイラー室の横の本来は掃除用具物置として使う小室。

元々少ない私物を箱に詰める。

毛布と日記帳、ランタンとロケット。

まだ幼い頃、奴隷商から逃げ出す時に店主から貰ったもの。


本当は逃がしちゃいけないのに、

あの日、彼はこのロケットを手渡し

夜にわざと鍵をかけ忘れていった。


それもなんでなのかわからない。


獣人の自分の手では開けられない、

中身は気になるけど、

期待と好奇心に圧されながらも開けて中をみる勇気がない。



ロケットに目線を落としていると、

大きな音を立てて後ろの扉が開いた。


「アンタ、まだいたの?さっさと出ていきなさいよ!」


シンディだ。


「もう、でるの。」

再び荷物に目線を落とすと、

シンディは私から箱を奪い取ると蹴りあげた。


「だから早くしろって言ってんのよ!」


「あ……」

バラバラと数少ない私物がばらまかれる。


「あんたがノロノロしてるからよ!」


「……」

少し泣きそうだ。

堪えろ、堪えろ、我慢、我慢だ。


「!?」

ない。

床に散らばった私物を箱に入れ直してて気付く。

「ろけぇ……」


「は?」


だめだ。

だめだ。

泣いちゃだめだ、

私のロケット。

まだ中も見ていないのに。


床に落ちていない。なんで?


ポトポトと床に涙が溢れる。

目を閉じているのに

目の奥があつくって止まらない。


「なにないてんのよ。私が悪いみたいじゃない」

じゃあ私が悪いのか?

何か、したのかなぁ


「あーあ、ツマンネ。早く出ていきなさいよ」

そう言ってシンディは部屋から出ていった。



その日、

ロケットは結局見つからなかった。



箱を持ち赤くなった瞳で月を見上げる。


「がんばぅ、ってなんなの……」


これからどうすればいいのだろうか。



見上げた月は昔と、

奴隷商から逃げ出したあの夜と変わらない。


でも今はロケットがない。



「……」

毛布をマントのように羽織り、ランタンと月の明かりを頼りにいつまでも歩き慣れない人の街を歩く。




ワンちゃんもふもふ、かあいいよぅ!


獣人っていいよね!

胸のふさふさに顔埋めたいです。


ただ、リアルだと頭噛まれたら一瞬で御陀仏になりそうでちょっとホラーですね。


ホラーで思い出しましたが、

ホラー小説とか、意味がわかると怖い話。

楽しいですね。

「あぁ!こうだからか!」

ネットでの答:全く別の理由

「え!ホラーじゃない!ミステリー!?」

なかなか答え合わせが正解しないです。

……おかしいなぁ。


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