悠久の星紋剣士

星の怒りと呼ばれる大災厄から1000年後の世界――。
大災厄を経て、人々は「星紋（せいもん）」と呼ばれる神秘的な力を発現し、万物に宿るマナを感じ取る能力を手にした。

しかし、それは同時に、星喰い（ほしくい）と呼ばれる異形の怪物をも生み出した。

星喰いは、星紋とマナを掛け合わせた「星紋術」や、星紋とマナの力を纏（まと）わせた武器でしか倒すことができない恐るべき存在。

主人公、レヴァン・エストは、記憶を失った青年剣士。戦闘ギルド「星の光」に所属し、星喰いと戦いながら、自らの失われた過去と「約束の地」と呼ばれる謎の場所を目指して旅を続けている。

旅の途中、彼は星紋学園の存在を知り、そこに立ち寄る。しかし、その学園での出会いと事件をきっかけに、物語は大きく動き出す。

星喰いは単なる脅威ではなく、何か目的を持った存在であることが明らかになり、人類が抱える罪と星喰いの真実が徐々に世界を揺るがしていく。

記憶を失った剣士の宿命と「約束の地」に隠された秘密。
レヴァンは記憶を取り戻し、約束の地に辿り着くことができるのか？なぜそこを目指すのか？そこでは何が待ち受けているのか？そして星喰いの真の目的とは――？

人類の罪、星喰いの謎、そして失われた記憶。
全ての糸が絡み合いながら、遠い遠い運命を繋ぐ壮大な物語。