↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/168

ダンジョンの発展

ブックマークが600を越えてました、嬉み。

皆様のお陰です、ちゃんと最後まで書いて見せますのでよろしくお願いします。

 名付けをさっさと済ませ族長達と別れたところでこのあとどうしようかなと考える。


 今日のところは冒険者も撃退したのでマルタの街でも数日は警戒してやって来ない筈で比較的平和に過ごせそうだ。


「魔物化も終わって迷宮エリアを徘徊するように命令も出したし特にやることもないな」


 強いて言えば冒険者達の進んできた分で荒らされた宝箱や切断された木の魔物の補充と言ったところか。


 とは言っても宝箱は中身を入れてしまえばそれで済む話だし取られた宝も既に回収済みだ、戻すだけである。


 因みにこの宝箱……木の実型だが、に入っていたのは冒険者には割りと必須なポーションだ、くそ不味いので1度飲んだ辺りで2度との飲まないと決めた。


 おまけにこの宝箱開けられてポーションとられて冒険者が殺されてまた戻ってくると言うサイクルをかれこれ二桁程やっている。もはや呪いとしか言い様がないな。


 取れば死ぬみたいな。


 他にも宝箱を設置して時間を潰すか? でも結局冒険者は大体倒すから設置する意味もないな、それに宝箱起きまくったらインフレが起きそうだ。


「階層でも見て回るか」



◇◇◇



 我が家と化しているこのダンジョンはこの半年間で俺でも引くくらいに発展している。作るのに調子に乗りすぎた感はあるが後悔はしていない、ダンジョンとは作るまでは大変だが作ってしまえば後は放置でも問題ないのだから。


 詳しくは省くがかれこれダンジョンの階層も二桁には乗った。ぶっちゃけると50以上の階層が既に出来上がってるいるのだ。


 50以上も作ったのは調子に乗ったのもあるがそれだけあれば簡単には攻略できまいと考えたからであり、それはもう大成功なのである。


 それに魔物も増えてきた訳だし増やすしか手は無かったんだけどな、結果オーライだし何の後悔もない。


 とはいえ階層だけが多くて種類はそれほど増えてはいない、増えたとしても2、3種類ほどだ。ぶっ壊れではあるけどな誰が攻略できんだあんな階層。


 階層の分布はだいたい、


 森林エリア×10

 迷宮エリア×10

 墓地エリア×10

 村エリア×10

 その他×10


 と言ったところだ。


 簡単に言うとではあるがまぁ大体作りは一緒だし問題はない。


 ここまで作れたのはDP収入のお陰だがまさかここまで魔物が増えるとは思わなかった、いや確かに生き物なんだから子供くらい作るってのは予想していたが魔物の繁殖力を舐めてたぜ、畑じゃ食糧が足りないのは予想外だった。


 魔物が増える分DPも増えるし食糧も安定して供給出来ているからこれも問題はない、むしろプラスになってるくらいだしこれからも増えていくだろう。一体このダンジョンはどこに向かうのやら。


 俺を目的もなくふらふらさせると何を仕出かすか分からないぞ? そんな前科を持っているから目が話せないと友人の山田が言ってた。アイツ元気かな。


 山田のことは良いとしてこの半年間で増えたDPがこれだからな、改築を張り切って進めるのも無理はない。


ホブゴブリン→60×大人の数30=1800DP

ゴブリン→15×子ゴブリン10=150


オーク→80×100(大人60子供40)=800DP


コボルト→60×120=7200DP

コボルトリーダー→70×19=1330DP

コボルトオヤビン→90×1=90DP


ゾンビ→60DP×65=3900DP

ウノーとサノー→200DP×2=400DP

ミスト→500DP


合計16170DP。


 半年前と比べると2倍だ、気持ちがスッゴい昂る。


 嘗て無いDP収入にウキウキした俺はそれはもう1日1層追加と言うやってみたいことを全てハイテンションで行った。


 その代わり返ってきたものは妙な恥ずかしさとラビィの呆れた目、ユキムラと十勇士の尊敬の眼差し、ミストのキラキラした目、族長達のなんとも言えない顔だ。失ったものが大きいような気がするのは俺だけだろうか。


 ともあれここまで階層を作ってしまえば魔物の住む場所も増えたし結果的に魔物達の子供が沢山生まれてよりDPに繋がると言うサイクルを確立したので万々歳だ。


 名付けも進化の切っ掛けとなるのなら族長達は進化により更にDP収入が上がることだろう、俺はもう隠居しても良いのでは無いだろうか、半分隠居してるようなものだが。


「えーと、ポーションはそのままで木の実型宝箱はDPで出して……ここに吊るすか」


 自分で考えて実行したは良いがネタが割れてしまえば結構乱獲される木の実型宝箱。


 木の実型宝箱の構造としては木から千切ると木の実は消え中からはポーションなどのアイテムがでる仕組みであるが、これがバレてからはそれはそれは乱獲されるようになった。


 事の発端はとある冒険者パーティーだ。

 

 食糧を録に持ってきていなかった彼らはこの木の実を食べられないかと千切ったのが切っ掛けだアイテムを手に入れた彼らはそれを乱獲し、荷物がいっぱいになった所で脱出しやがった。


 これは俺の落ち度でもある。


 木の魔物か存在しないエリアに木の実型宝箱を設置しているため、比較的安全に金策に走れるのだ。


 最初は木の魔物に取り付けて油断したところで心臓をブスりとやって貰う予定だったのだが、魔物の方が宝箱を嫌がり計画は断念した。


 それで仕方なく気づかれることはあまり無いだろうと思い浅い階層に設置したのだが、結果は乱獲されて情報を得た冒険者達が押し寄せて安全マージン取りながら乱獲してくれやがったので大変困った。


 今ではそれを全て回収し木の魔物エリアを越えないと大量に手に入らないようにしてはいるがあれは手痛い損失だったぞ、ぜってぇ許さねぇ。


 これも1つの勉強としてポジティブに考えるとしよう、そのお陰で冒険者達がやって来る原因の1つにもなっているのだけれど。


「だが俺は過ぎたことを気にしない男だ、問題ない」


 冒険者は倒せばDPになるし結果オーライだろう、いつだって大切なのは前向きな心だ。お、良いこと言ったかもな。


 それにこの世界に召喚されたことも今思えば良い思い出に……いや勝手に召喚された上に萎えたとか言われたんだぞあのクソガキ許さねぇ。


「さて宝箱の設置も終わった所で何をするかな……おっ」


 森林エリアをふらふら歩いているととある魔物に出くわす、ゴブリンだ。それも3匹。


「おーい、何してんだ?」


 声をかけてみるものの向こうは反応することなく立ち去って行ってしまった。すごく虚しい。


「あー、あれスポーンモンスターか」


 道理で腰簑1つで粗末なこん棒を持っている訳だ。


 DP交換で設置できるスポーンブロックと言うものがある。


 これはダンジョンに設置すると自動で魔物を生み出してくれる装置でお値段なんと5000DPと階層1つ分もするのだ。


 その変わり簡単な命令しか受け付けないものの、1日最大10匹程魔物ダンジョンに排出できて長期的にみればお得なアイテムだ。


 なお生み出された魔物は勝手に徘徊するようになっており食糧は与えなければ普通に死ぬと言う完全に消費する前提だが、他にもスポーンブロックは置いてあるのでスポーンモンスター達は勝手に生活している。


 因みにこのダンジョンで独自の生態系を形成しているとかいないとか。


 たしか森林エリアには他にもスライムとかもスポーンとして出してたな、自分でやったくせに他の召喚スライムと違いが分からなさすぎて困っている。考えなしかな?


 スポーンモンスターは便利ではあるしDPの節約にも繋がるからぜひ使って行きたい所だが、強さ的にはそこそこと言うかぶっちゃけ弱い。


 うちのホブゴブリン達と1度多対1で戦わせたが圧勝するほどだったからな、足止めとか邪魔にしかならないんじゃないか?


 冒険者にも瞬殺とまでは行かないけどあっさり殺られてることもある、時たま良い攻撃とかで負傷させたりもしてるけど。


 いやダンジョン初期あたりから今でもずっと地道に訓練しているホブゴブリン達と殆ど野生と言っても過言ではないスポーンモンスターを比べても意味はないか、こっちの戦力温存にもなるし丁度良いレベルだろう。


 それに仲間はあまり戦わせたく無いんだよな、Aランク冒険者達のせいで復活はしたが配下スライム達がやられていくのは若干まだトラウマと言うか、進んで失いたくはない。


 いずれは出撃することもあるだろうし、冒険者が弱い内に倒させて経験を積ませて上げればもっと危機に対して敏感になると思うし、我が儘は言ってられないな。


「うーん、そろそろ戻らないと族長達に何言われるか分かったもんじゃないし、戻るか」


 ダンジョン内のみで使える権限、【転移】を使ってマスタールームへと俺は戻ることにした。


 名前をつけたのに族長呼びが定着してしまってる感はあるが、まぁ良いや。

 

モチベーションアップの為にも質問とかしても良いんですよ?


何々の話が見たいーとか、レビューをどうぞとか

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。